【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

空と雲の徒然記

2012-10-03 15:50:25 | 四季のスケッチ






・・・ 風が出て来たでな。
今夜の空に気がつきなすったかな?
鰯雲いわしぐも 空と 馬の尾雲
高い船にも帆をかけさせる』
ですわい」     
             【 「アンの夢の家」 第24章】


   朝の早い時間こそ、上記のような空でしたが、
  昨日同様、日中は良いお天気になりました。

   ところで昨夜の月。
  十七夜ですから 「立待月(たてまちづき)」 ですね。

   昼間は快晴でしたのに、夜はなぜか雲に覆われて。
  でも暫くすると真丸のお月様が現れ、
  雲の中を出たり入ったりするサマもそれはそれで幻想的でした。











【刹那の空】


   さて昨日も記しましたが、昨日ばかりは目の前に広がる
  青い空と雲に目を奪われ、自転車に乗っている私は、
  ついフラフラとしてしまって。

   “いけない・・” と原っぱへと寄り道。
  (幸い、某国立大学の農園がありますから)

   しばし、ボ~ッと空を眺めていたものです。
  “秋だな~” と感嘆しながら・・。
  そんなこんなで今日も昨日の続きを。

   「鰯(いわし)雲」 「鯖(さば)雲」 「羊雲」、
  「鱗(うろこ)雲」 等の雲は、馴染(なじ)みがありますね。
  尤も、これらは巻積雲の俗称ですが・・。

   昆虫等の小動物が保身や攻撃のために周囲の環境や、
  別の動物に姿を似せる事を 「擬態」 と呼びますが、
  雲にそんな事があろう筈もありません。

   それでも空を眺めていると “アレッ!?” という事が良くあります。
  鳥や動物に似ている雲って、意外に多いですものね。
  思えば、雲ほど 「想像の余地」 があるものも他にない気がします。

   一方、空から辺りに目を転じれば、そこは既に黄金色。
  ついこの前までは一面、緑色でしたのに。
  「黄金の秋」 とは良く言ったものですね。
   




 
【風に揺れる「狗尾草(えのころぐさ)」】