【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

帽子が語るエレガンス

2012-10-04 17:18:38 | リラのお気楽ユメ日記



【別荘用帽子?】


ミセス・オリヴァの衣裳戸棚の
一番上の棚には、4つの帽子がしまってある。
(中略)
1つは丸い紙箱に入っていて、
鳥の羽根で出来ている。
(中略)
もう1つのもっと手の込んだ帽子は ・・・
花飾り絹モスリン、それに ミモザ
あしらった黄色い網の覆いが付いている。
棚の外の2つはもっと一般向きである。
1つはミセス・オリヴァが
“別荘用帽子” と称しているもので、
焦げ茶色のフェルト、ツィードなら
どんな型の服にも使えるし、
つばを上げたり下げたりすれば
何にでも似合う
。           
            【A・クリスティー作 「象は忘れない」】


   ほとんどやんでいる時の方が多いのですが、
  午前中は、ごく弱い雨が降ったりやんだりの生憎の天気。

   午後になってやっと晴れ間も出て来たと思ったのですが・・。
  相変わらず、はっきりしない天気です。でも雨は降っていません。




   さて、今日は
  帽子を取り上げました。

   尤も本来は、壺の活用法・・
  という事での “帽子”
  でもあったのですが。

   再三、ブログでも述べて
  いますが、私は壺が大好きです。
  この壺の効果。

   部屋のあちこちにそれこそ、
  無造作に置いているのですが、
  色や形は様々で、それらをただ
  眺めているだけで癒されます。

   この壺、花瓶として利用する
  のは勿論の事、大きな物は
  傘入れや、テーブル代わりに。
  (中は物入れにも)

   そしてもう1つ。
  写真のように、下部が膨らんで
  首の長い大きめの壺は、帽子置きとして重宝しています。

   普段使いの物ですから、玄関先に置いて。
  そうそう、手作りコサージュ。(冒頭の写真)

   それこそ、『アンの世界』 では活きたお花を
  気軽に挿していますが、何の変哲もない帽子も花1輪あるだけで
  華やかになりますものね。雰囲気もガラリと変わります。

   それにしても普段用のフェルトやツィードの帽子は、
  “別荘用帽子” なのですね。何だか優雅な気分になります。

   「つばを上げたり下げたりすれば何にでも似合う」
  これって同感。

   そして 『アンの世界』 と 『A・クリスティーの世界』 は 同類
  改めて、その思いを強くしています。