誰1人、100番の糸で編んだ5インチもの幅の クローセ編みレースを飾りに付けた エプロンを持っている者はいないと思うと、 良い心持ちだった。 1週間前、シャーロットタウンの博覧会で スーザンはこのレースで1等賞を 取ったのである。 【「炉辺荘のアン」 第34章】 |
雨の休日となりました。それ程強い雨ではありません。
そぼ降る雨。これからは一雨ごとに寒くなるのでしょうね。
まだ、ほとんど実感はありませんが・・。
その雨も午後には上がり、晴れ間も。
意外に早い天候回復に、ほっとしています。
さて今日も、
「雑貨が纏(まと)うレース」、第3弾。
無機質の、単なる道具に過ぎない
物がレースを纏う事によって
素敵な飾り物になります。
今日は蝋燭立てに本来の
蝋燭ではなく、小さな絵を
飾ってみました。
勿論、ポストカードなども
いいですね。
絵が見えなくなりますので、
ぐるりのレースは取り外して。
その代わりに蝋燭立ての笠に
細い糸で編んだレースを。
これも手編みの付け襟です。
火を使いませんので、
この方法には安心感があります。
スーザン ではありませんが、
何と言っても100番のレース糸に勝るものはありませんね。
この糸は、たまたまフィンランドの方から頂いたものですが・・。
糸が細くなればその分、大変ですが、美しさには適いません。
毛糸が苦手なのもこんな所にあるのかも知れません。
ところで日本語の縦書きと同様に、アルファベットの筆記体大好きな私。
「赤毛のアン」 の作者、モンゴメリーの時代の原稿は、ほとんど筆記体。
今となっては芸術性さえも感じます。
残念ながら、こちらも今では使われなくなりましたね。
そのせいもあって、アンティーク感も、より増したような気さえして。
尤も、頑固に私は筆記体オンリーですが・・。