【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

美しい時への誘(いざな)い~レースの魔法

2012-10-28 17:46:17 | 私の手作り夢時間






誰1人、100番の糸で編んだ5インチもの幅の
クローセ編みレースを飾りに付けた
エプロンを持っている者はいないと思うと、
良い心持ちだった。
1週間前、シャーロットタウンの博覧会で
スーザンはこのレースで1等賞を
取ったのである。                  
                 【「炉辺荘のアン」 第34章】


   雨の休日となりました。それ程強い雨ではありません。
  そぼ降る雨。これからは一雨ごとに寒くなるのでしょうね。
  まだ、ほとんど実感はありませんが・・。

   その雨も午後には上がり、晴れ間も。
  意外に早い天候回復に、ほっとしています。




   さて今日も、
  「雑貨が纏(まと)うレース」、第3弾。

   無機質の、単なる道具に過ぎない
  物がレースを纏う事によって
  素敵な飾り物になります。

   今日は蝋燭立てに本来の
  蝋燭ではなく、小さな絵を
  飾ってみました。

   勿論、ポストカードなども
  いいですね。

   絵が見えなくなりますので、
  ぐるりのレースは取り外して。

   その代わりに蝋燭立ての笠に
  細い糸で編んだレースを。
  これも手編みの付け襟です。

   火を使いませんので、
  この方法には安心感があります。

   スーザン ではありませんが、
  何と言っても100番のレース糸に勝るものはありませんね。
  この糸は、たまたまフィンランドの方から頂いたものですが・・。

   糸が細くなればその分、大変ですが、美しさには適いません。
  毛糸が苦手なのもこんな所にあるのかも知れません。

   ところで日本語の縦書きと同様に、アルファベットの筆記体大好きな私。
  「赤毛のアン」 の作者、モンゴメリーの時代の原稿は、ほとんど筆記体。
  今となっては芸術性さえも感じます。

   残念ながら、こちらも今では使われなくなりましたね。
  そのせいもあって、アンティーク感も、より増したような気さえして。
  尤も、頑固に私は筆記体オンリーですが・・。