お客さんから妙な依頼があった。
なんでも購入したミニトレのキャブレタの程度が悪いの、キチンと整備されたキャブレタを
購入したいとのこと。
程度にもよるけど、キャブレタはメンテナンスをすれば充分に使えるようになりますよ、と
説明したが、どうしても自分でやりたくないようだ。
面倒だなぁ・・・
自分でやればいいのに、そんなことくらい・・・
と思いながら、どうせならと手持ちの部品から程度の良いものを選び出して組み合わせ
ることにした。
んでもって、机の上はキャブレタの部品でいっぱい・・・
なぜフロートがこんなにあるのかと言うと、初期型のRD125とミニトレは同じ部品を使って
いるから。<あまり回答になっていないかなぁ
このフロートは真鍮製のものとは異なり、腐食で穴が空くことはないと思うけど、内部は
スポンジのようになっているので、表面に傷が付くとガソリンがしみこんで浮力が変化
しちゃいそうでちょっち心配?
そのため、あえて破壊して切り口にオイルをたらして変化を見たんだけど、あまりしみ
こんだ様子はなかった。
一番確実なのは、表面に傷をつけて液体に付け込んでおき、しばらくして質量の変化を
確認する方法かもしれないけど、そこまで精密に質量を測定する手段がないぞ。
切り口を拡大すると、こんなに気泡がたくさん!