さてと・・・
AS1のオイルポンプに何があったのか?
チェックバルブのボールとスプリングが入っていないと思っていたんだけど、実際には入っていた。
入っていたと言っても右シリンダー側のスプリングは短く切断されていて、曲がって入っていた。
たぶんバンジョーボルトの穴がスプリングより小さかったので、スプリングの長さで調整したんだろう。
なんとなく雌ネジの山に引っかかった状態で奥のほうにあった感じ?
左シリンダー側のスプリングは、単なる僕の見落としだった・・・でも変形していたので交換した。
入っていたボールは、そうとう痛んでいたので交換する。
このボールってあんまり痛んでいることがないんだけどなぁ
オイルポンプを分解しようと思った理由のもうひとつはこれ。
最小ストロークが調整限界を超えていた。(下回っていた)
これもあんまり遭遇したことない症状なんだけど、分解してみるとシムが少なすぎる感じがした。
もちろん加工精度の調整のためにシムを使うんだから、最初はこれで問題なかった可能性もあるけどね。
マーカーのペイントが剥がれていたので、一度分解暦があるとは思う。
断面図では2枚入っているけど、今回は1枚だけだった。
(加工のバラつきも関係するので一概に入れ忘れとは言えない)
手持ちのシムで調整して規定値に合わせた。
なんとなく広くなっているでしょ?
せっかく分解したので、お約束の研磨作業なんぞを・・・
組み上げて・・・
エンジンに取り付けて・・・
エア抜きとデリバリーパイプへの充填作業まで進めた。
ちなみにデリバリーパイプは左右長さが違うので、両方とも充填されるまで右シリンダー側のインテークに
ウエスを突っ込んで余分なオイルをシリンダー内へ送らないようにする。
外したついでにキャブレターもクリーニングしたけど、フロートのストッパーのツメが不思議な角度で曲げられて
いたのが気になった?
これは正常な角度に直せば大丈夫だと思うけど・・・
これはどうしようか・・・
まぁ、ここまで準備をしておけば週末にHX90と一緒にエンジンをかけられるか?
メッキが綺麗だと気持ちがいいね!