報告書を仕上げるのと、明細を作成したかったので・・・
まずはオーナーさんからのレポートを参考にしながら作業を開始!
アイドリング状態でしばらくすると、エンジンが止まってしまうらしい。
まぁ、2ストロークエンジンにとって、アイドリングは楽しくないはずだけど、止まるのはねぇ
左右のバランスに大きなズレはなかったが、オイルポンプワイヤーとの調整がずれていた。
スロットルワイヤーの引き代を確認しようと、トップキャップを外すと、かなりアジャスターを引いてある。
こんなに引張ることはないと思うんだけどなぁ
キャブレターを確認したところ、スロージェットが初期モデルの番手になっている。
もしかして、ニードルのクリップは?
やはり2番目になっていた。
車台番号の情報からは、3番目のはず。
あれ? シートスプリングが左右とも違う気がする?
って言うか、左側ってワッシャの加工品だろうなぁ
まぁ、機能的には満足しているので、アイドリング不調の原因ではないと思うけどね。
キャブレターは、他にもいろいろあったんだけどね。
後で考えることにしよう。
悩んでいても先へ進まないので、フューエルタンクを外してみた。
それにしても綺麗な車両だなぁ
イグニッションコイルは新品に交換したとの話なので、とても綺麗だ!
さて・・・
またまた、エアクリーナボックスで問題発覚!
これって角タンクモデルの宿命なんだろうか?
2年ほど前にやった
角タンクでも、同じ問題に遭遇している。
左側は、すでにフランジ部分が外れて、エアクリーナジョイント内に残っていた。
右側は、中途半端に残っていたので、途中で割れてる。
エアクリーナジョイント内に残っていた、フランジを当ててみると、じやすとふいっと!
接着剤で固定されていたので、ベトベト状態だったけど・・・
製作プロセスの関係で、別部品になっていたんだろうか?
実は、某競売サイトを確認していたら、角タンク用のエアクリーナジョイントを見つけた。
あれ?
これも、片側フランジが残っている状態なのか?
やはり外れる宿命なんだろうか?
これ以上、解析を進めても無意味な気がしてきたので・・・
左側クランクケースカバーを外してみた。
もんげー綺麗だ!
アーマチュアなんか、錆が見当たらない?
カムだって、ピカピカ!
そうだ、マフラー内のクリーニングも頼まれてたっけ!
車体から外す前に、バッフルパイプを抜いておこう。
左側マフラーのバッフルは、なかなか頑固で、かなり気を使って抜くことに成功!
んぢゃぁ
右側を・・・
あれ?
固定ボルトを緩めると、すでにグラグラしている。
これは簡単に抜けてくれるかも?
あいや!
折れてるぢゃん!
グラスウールも、右側だけ交換されてた。
もしかして、左側は抜けなかったので、あきらめたのかも?
マフラーも外れたので、グラグラのステップバーを調べてみるか。
フートレストブラケットの固定ボルトが、一部純正品から変わっているので、なにかやったんだろう。
って言うか、ステップバーを固定しているボルトが、3本ともユルユルだった。
ボルトの緩み以外に問題はなさそうだったので、各部のクリーニングを行い、組み上げて作業は終了!
まだまだ、作業は残っているもんなぁ
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