goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

今日のAX125橙3(8月24日)

2017年08月24日 | オートバイ

なんだなんだ?


なんで突然AX125が出てくるんだ!


って言われそうだけど・・・







昨日の帰宅途中で引き取ってきた車両だったりする。


オイルポンプのオーバーホールや、フロントフォークの再メッキ等で、お付き合いのあるお客様の車両。


ほぼ組みあがったが、エンジンの不調等で短期入院となった。





症状的には、エンジンの不調・・・


エンジンを始動させてみると、確かに始動するが、レスポンスがもんげー悪い。


しかも、スタータを戻すと止まりそうになる。


感覚的には、キャブレターの油面不良みたい?





他にも、キャラバン君に積み込むときから気になっていたけど、フロント周りがフラフラと落ち着かない。


ステムベアリングの劣化とも違うみたいだけど・・・


まぁ、いいか・・・





フロントホイールのスポーク張替えと、タイヤ交換も依頼されているので、まずはリアタイヤの交換から。


だって、リアタイヤがパンクしているみたいで、移動が大変なんだもん!







オーナーさんが準備してくれたタイヤは、IRCの70/100なので、ちょっち細いか?


まぁ、予想してたよりも違和感がない気がする。


これで、移動が楽になった!





さて・・・





まずはキャブレターだなぁ


と言うのも、スロットルを戻したとき、アイドリングアヂャストスクリューに当たる音が2回聞こえる?


同調が合ってないなぁ





ばらすか・・・





キャブレターの問題は二つ・・・





フロートチャンバーが左右逆だった。


でも、なぜかスタータの動作はしていた。 <これが謎だけど。


左側(本来)のフロートチャンバーを確認すると、スタータバルブが思いっきり詰まっていた。


キャブレタークリーナでは歯が立たなかったので、仕方なくエアブロウ。


ポン!  って感覚と同時に、茶色い小さなゴミが飛び出してきた。


ちなみに、キャブレターに高圧空気の攻撃はご法度だからね!(精密機器です!)





さて・・・


あれ?


油面も2ミリくらい高くなっている。







あれ?


パイロットジェットの番手が違うぞ!


本来なら#20のはずだが、#15が入っている。


これは、HX90の番手だと思う。


でも、キャブレターの刻印は、「307」なんだよなぁ


まぁ いいか


んで


キャブレターは、油面の調整とパイロットジェットの交換を行った。





つぎは・・・







コンタクトブレーカのギャップが、0.15ミリくらいしかなかったので、0.35ミリに調整した。


点火時期も、とりあえず調整・・・この時点では目視で十分。


そうそう


フェルトは、オイルで湿らせて置かないとダメだよ!


この子は、からからだったので、きちんと湿らせておいた。





キャブレターを取り付け、引き代と同調を行い、オイルポンプのワイヤーも調整した。





さて・・・







無事にエンジン始動!


あっ これは初めての始動ぢゃぁないからね。


温まっていないエンジンで、こんなに回転は上げません!


なんだか、妙に元気の良いエンジンだ!


このまま試乗できそうな気もしたけど、車体周りに不安があったので、ひとまず作業終了。


昼飯後に作業を開始して、思いっきり5時間くらい格闘していた。







ちなみに、フラフラの原因は・・・ステムナットの緩みだった。







他にも不安要素を発見してしまったので、試乗はフロントのスポークを張り替えてからだなぁ









オーナーさんが再塗装した外装は、なかなか渋くて良い感じ!


車両入手時は、かなり状態が悪かったみたいだけど、メッキも磨かれて綺麗!


エンジンも、多少シリンダー周りから音が出てるけど、レスポンスがいいので、楽しく走れそうだ。







YA0014
コメント (2)
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