
台風の余波が気になり、
いつもより少し早めに家を出たせいで
仕事先に45分も早く着いた。
車の中のTVで
夏の高校野球の開会式を観ていて
ふと、感じたのは
高校球児たちの行進の仕方にも、大きく分けて2つある…という事、
大きな声で
「イチ、イチ、イチ、ニーッ!」
と号令をかけながら、
腕を肩と水平になるまで、しっかりと上げて振るタイプと、
号令もさほど大きくなく
腕振りも、自然なパターン…
どっちが元気に見えるか、といえば
当然、前者のほうが元気で見ていて気持ちが良いし、
私のように涙腺が緩いオバさんは
高校野球児たちの、
その一生懸命な行進を見ているだけでウルウルしてしまう。
(T-T)
しかし、見方によっては、アレは昔の軍隊式なのだ。
そこまで、やる必要があるのか?
という反対意見もあるのかもしれない…。
それに加え、
最近の高校球児たちは、
「まわれ右」の仕方がわからないようで
司会の女子高生が
「まわれ右をしてください」
と言ったのを受けて、
ジワリジワリと、足をずらして方向転換をしていたように見えた。
昔、私が小学生の頃
「気をつけ!」
「まわれ右!」
は、何度も練習させられた。
しかし、これも昔の軍隊の名残なのであろう…
最近の高校生は、習っていないのかもしれないなぁ…
と思いつつ、
時代が変わったことを改めて実感した。
99回目の夏の甲子園…
私が最初に高校野球を真剣に観たのが
三沢高校vs松山商業の決勝戦の年だった…
調べてみると、51回目の年だ。
あれから48年…
時が過ぎるのは早い。
あの時代は、今のようなキャッチフレーズもなかったような…。
とはいえ、
大会テーマ曲は変わらず
「栄冠は君に輝く」を聞くと
少女の頃の想い出が蘇る…。
いつの間にか残暑見舞いの時期になってしまったが、
球児たちの暑い夏は、これからが本番だ。
しみずゆみ ⚾️