今日は、お昼から「星のパレット」さんと練習でした。
フルートとヘルマンハープって本当に良くあいます。
ただし、楽譜を作るのがたいへんです
まだ新しい楽器なので、フルートとの市販の楽譜はまったくありません。
これがやりたい。というとまず、楽譜起こしです。編曲を自分たちで行わなくてはなりません。
音源ももちろんないので、演奏しながら、
「こうしたらきれいかも。」「低音をとったら?」「中音はどう?」
奏法も同じで「親指と人差し指ではさんでみたら?」「マンドリンのピックで弾いたらどうなるかな?」
とか、とってもチャレンジャブル・・・キランと、そこに私の心が躍るのです。
まあ、見てくださいこの楽譜。写真をクリックしたらわかりますが、丸い団子が書いてあって5線は
そこからはまったくイメージできません。しかしこの丸を上からたどっていくと、初心者でも簡単に
曲を演奏できます。これは演奏は簡単ですが、譜面を作るのは大変なのです。
この譜面にこそ私は、ヘルマンさんの息子さんへの深い愛情を感じるのです。
ハンディのある息子さんに絶対に絶対に音楽を楽しませてあげたかったんだろうなって、
思うのです。
こんなふうにほんの少しの配慮と、労力があれば、障害をもった子どもたちがみんなと
一緒に楽しめる。
みんなが少しずつ、ほんの少しずつお互いの違いを受け入れて、足りないところを補い合う
ことができれば…本当に世界は変わると思います。
ヘルマンハープはそのことを私に教えてくれる。
世界が調和と平和の世界になるよう、私も「星のパレット」のみんなと美しいハーモニー(調和)
を奏でたいと思います。演奏会まであと少し、まだまだ、がんばります