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男女間暴力アンケート調査

2009-03-28 20:04:10 | 子ども

内閣府の男女間暴力(DV)の調査が3月24日日経に載っていました。
早速調べてみました。内閣府のデータはここに詳しく載っています。
http://search.goo.ne.jp/blogreader.jsp?url=http%3A%2F%2Fberathe-again.cocolog-nifty.com%2Fblog%2F2009%2F03%2Fpost.html&MT=%C6%E2%B3%D5%C9%DC+%A5%A2%A5%F3%A5%B1%A1%BC%A5%C8&snum=11&DC=10&RD=&IU=

気になるのは、33.2%が暴力を受けた経験がある。13.3%が命の危険を感じたと回答していることです。
暴力も、いろいろありますが、平手で打たれるを暴力だと応えているのは58.4%で暴力にあたる場合とそうではない場合がある応えている=つまり平手で打たれても暴力とは思わない。35.6%暴力ではないと2.7%
33.2%は暴力と答えられた人の回答で、暴力は無いと回答している人の中の何割かは平手で打たれても暴力は無かったと回答しているとも読み取れます。
暴力と認識する率は怒鳴られる、長期間無視される、暴言などはもっとパーセンテージが下がります。

日本の女性の3人に一人の人が暴力におびえながら、会社に行き、家事をし、地域で活動し、子どもを育てている。10人に一人は命の危険にさらされている。
そのそばには子ども達がいて、子どもは親を選べず、生育環境を選べません。
叩くことを愛と思ったり、暴言が愛情表現と思う子どもが出てきても不思議ではありません。
男女の関係が見直されると、社会のほとんどの暴力はなくなるという試算もあります。

非暴力の基本は人間関係の基礎となる家庭にあると考えることも出来ると思います。
フロムは「愛は学ばなければわからない」といっています。私もそう思います。愛しているのに傷つけあうということは、誰しも経験していることではないでしょうか?