音楽の喜び フルートとともに

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三つの問い

2011-10-03 21:58:19 | レクチャー、マスタークラス

秋の空になってきました。府道13号線。淀川の堤防を走って、今日は島本町へセミナー参加。


一つは、人に何かを言うとき、または、自分の気持ちにあうように言って、相手が気持ちよく聴くということがあると思っていないか?もしくは、相手の気持ちに合うように言って、自分が気持ち良いというコースがあると思っていないか?

もう一つは、外からの力によって自分ができていることと、自分が選んでできていることの区別がついているかどうか?

三つ目は、人間関係で、問題を自ら作り出してはいないか?

一つ目は、私の場合、夫が引越しの時に誤って私の本を、捨ててしまった。本当はすごくショックで怒っていたけれど、「とっとくっていってなかったから。」という夫に、それ以上気持ちをわかってもらう言葉を重ねなかった。そして、その後、さわやかにはいられなかった。

二つ目は、息子が挨拶をしない。しつけがうまくいっていないということ。振り返れば、自分が思春期、母からしつけられたことを思い出せるか?しつけとは、身を美しくたもつ「躾」である。親が社会と子どもを結びつけるためにしたことで、本当にそれが身についていれば、社会に貢献することで、それを使っているはず。
ただ、親の力で押し付けられたと受け取り、その場限り言うことを聞いていたなら、それは使えないはず。

自分が押し付けと、「躾」の見分けもついていないのに息子をしつけられるはずがないのです。

三つ目は、友達が、3回聞いても、メールをなかなか返してくれないことで、もう、自分と会いたくないのだと勝手に思い、悶々としていた。相手はなんと思っているのかわからないのに。

人と対峙しているときに、自分にこの3つの問いを立てられるか?
問いを持ちながらいるということは、柔らかいということ、決め付けない。固まっていない。

いくら人のことでやってもだめ、また、自分の中だけでやってもだめ。
どれだけ自分の問題でできるか?
自分だけでやると、問いも答えも自分のライフスタイルでしてしまう、人に言ってもらって、言ってもらって、やっと、何歩か進むことができます。

帰り道、空気が澄んできたのか、飛行機雲が何筋も見えました。美しい。