音楽の喜び フルートとともに

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ゴールウェイマスタークラス後半

2011-10-14 22:21:41 | レクチャー、マスタークラス

ゴールウェイのマスタークラス後半は、3人の受講生の公開レッスンです。

一曲目は、ライネッケのソナタ ウンディーネ。
曲の初めの低音のEの音程を気をつけること。特に低音のE Dは難しい。
スケールの練習を欠かさないように、アンデルセンのエチュードop.15を、今幼い子どもたちにするよう言っているそうです。
そのために、自分も毎日練習しなくてはならなくなった。
スケールは本当に大切。

音の連携を考えて、それから「Don’t hit a key!」みんなも一緒にと、この言葉をくりかえして叫びました。
「キーを叩かないように!」大切です。

ブレスは、口を大きく開けないで、小さな音のしないブレスをしましょう。

2曲目は、ゴーベールのファンタジー。
ここでも Eの音を気をつけること。5小節目の2拍目から、少し暗めにファンタジーの世界に入るような感じで。
29小節目はルバートで。
30小節目の高音のAのために、身体を準備すること。左の3指を少し開けると、出しやすいそうです。(オープンキーにかぎる)

ゴーベールは、ブレスは長い音の後で取る。と言っていたそうです。

ビブラートは長い音にかけます。短い音にはかけない。
ビブラートの練習は、お腹できるタンギングで、初めはゆっくり♪=100一拍くらい、それから、だんだん早くしていって、最後には繋げるという練習を一日5分は続けて毎日すること。

最後はドルメルスマンのコンチェルト第7番。
美しい良い曲、ゴールウェイ「大好き。」だそうです。
スタカートを短くしすぎない。この時代は、よくわからないとすぐスタカートをつけたそうです。