音楽の喜び フルートとともに

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フェランディスコンサート

2012-01-16 21:11:48 | コンサート

イベリス・センパビレンスは、アブラナ科、和名を常盤ナズナというそうです。

先週11日に行ったジャン・フェランディスのコンサートが、頭を離れません。
美しい音、テクニックのせいではありません。
音楽を演奏するということが、こんなに自由で楽しいものだということを、フェランディスの演奏が物語っていたから。

何度か彼のコンサートに行っていますが、自由に駆け回る演奏のおかげで、ピアノとあわすのが大変。
フライングがあったり、途中でやめて初めから吹きなおしたり、今回もやっぱり、バッハの一部がピアノと合わず、アンコールでもう一回やり直し。
コンクールでやったら、絶対に通らない。

でも、おもしろい!
テクニックが無いのではなくて、それ以上に音楽にする。ということが、彼には重要なのだということが、伝わってくる気がします。
バッハは、特に、おもしろい。

コンサート終了後、Kさんと、ロビーでフェランディスを待ち、感動したことを伝えました。Kさんが、個人レッスンを申し込んだら、16日東京11時以降ならOK。とのこと、「君も?」と言われたときには「お願いします!」と言いたかったけれど、そこまでできない主婦業・・・惜しかったなぁ。

あれから、バッハを一人
、フェランディスを真似て練習。
大丈夫、耳に残っている、目に残っている。