サンルームに入れてあったシクラメン。5度以下では霜焼けして、葉も花も枯れてしまうことは昨年、実証済み。
春、夏、秋と葉のない鉢に水をやり続けていれば、また花をつけました。
今は、 5度を目安に外に出したり入れたり。今日は昼間は外、夜は中。過保護かしら?
しかし、この花を見れば、今年は中に入れてよかった。と思わずにはいられない。
私たちはみんな結果が欲しかったり、思いが強すぎると間違えます。
多数決が万能だと思ってしまったり、年功をかさねることが発言権のように思ってしまったり、ルールを盾に話しあいや説得を怠ってしまったり
そうかと思ったら、自分たちの思いが通りそうにないと、話し合いや、他の人の意見をできるだけ聞かないで済むように、ルールをかえてしまおうとしたり。
考えられる限りの知恵を振り絞らなくてはいけない問題を解決するのに、自分と同じ考えの人だけを集めて話し合ったり。
事実の検証や、科学的な視点が必要な時に、思いを持ち出してきたり、
みんなに与えられた立場を、自分の思いを通すための道具にしたり。
そんな時、会議は話し合いと名前がついていても、相手の意見はろくにきけず、思いを通すための手続きに過ぎなくなってしまいます。
話し合いは本当に難しい。相手の話を聴く勇気、自分の話をする勇気、妥協点を探す勇気。
意見が違っても仲間同士でいる勇気。
自分が思ったような答えがでなくても協力する勇気。
しかし、かつてない識字力、文化、教養。情報収集のためのツールも整った。
歴史上初めての高いレベルの市民。
できないはずがない。