音楽の喜び フルートとともに

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ケンブリッジシンガーズのための曲

2023-11-14 21:00:00 | 現代
雨の出町柳大橋。
今出川大宮の富久田先生のレッスンに行ってきました。

11℃〜14℃寒くなってきました。

今年初めてマフラーを着けました。
曲はブリジアルディーの「ワーグナーのオペラ“ローエングリン”の主題による変奏曲」

姿勢と音程、スタッカートが先生からの課題です。
もっと精度を上げたいです。


帰りは晴れたり曇ったり。

柊ヒイラギの蕾がほころんでいました。


ジョン ミルフォード ラター(1945ー)イギリス ロンドン生まれ

ハイゲート校在校中にブリテンの「戦争レクイエム」に聖歌隊として参加。
ケンブリッジ大学で音楽を学び、クリスマスキャロルを編曲したり作曲し始めます。

卒業後、カレッジの音楽主任をし、合唱指導をしました。

1979年音楽に専念し、大学を辞し、ケンブリッジ シンガーズを結成します。
1980年プリンストン大学のウェストミンスター合唱大学フェローに就任。

1985-1992年慢性疲労症候群になり、締切を守ることができなくなり、作曲の注文を受けなくなります。

「吹けよ、吹け、冬の風よ」
これだけで演奏されることもありますが、もともとはラターの合唱曲集《つららが下がる時》の一曲として書かれたものです。

それは、シェイクスピアの『お気に召すまま』第2幕の合唱(ソプラノ、アルト、テノール、バス)からのばっすいです。

チェンバロとソプラノ歌手の氷のような音色で始まるこの曲は、徐々に低声部によって溶け出し、ラター特有の伸びやかなリリシズムで歌詞が描かれています。

ハイ・ホー!ハイ・ホー! 緑のヒイラギにハイ・ホー!と歌え
ほとんどの友情は見せかけで、ほとんどの愛情はただの愚行だ。
そして、ヒイラギにハイ・ホー!この人生は最も陽気なものである