5月30日(火)は、牧野生涯学習センターの音楽室で「聴き合い会」をしました。
楽譜も、ルネサンス期の表記です。
父がディジョン大聖堂のオルガ二ストでした。
ワンコインで15分出演。
お互いの演奏を聴きあったり、合奏をしたりして、お互いを励まし合いましょう。音楽活動を活性化できればとセンメルトリオの3人で始めました。
おかげさまで楽しい会になりました。
楽器はリュート、ギター、ウクレレ、ヴァイオリンヴィオラ、ピアノ、フルート、トラヴェルソ。加えてソプラノ。
枚方市、寝屋川市、富田林市、河内長野市、茨木市、堺市、西宮市、箕面市、一番遠方は香川県高松市から、海を渡って泊まりで来てくれました。
うれしいサプライズでした。
写真は11弦(11コース)リュート。
ルネサンスのブランルを演奏してくれました。
楽譜も、ルネサンス期の表記です。
後半はセッション。
初めましてのヴィオラとフルートとソプラノ、ピアノで合奏をしたり、即席のフルート五重奏と、楽しみました。
最後には、ロンドントリオを全員で合奏しました。
楽しかった〜!と言うお声を多数頂きました。
演奏終了後は、もちろん近所の居酒屋さんで打上げ。あれ?これだけ参加の人も…。
次回は6月30日(金)牧野生涯学習センター音楽室13:00〜です。
一緒に演奏しませんか?
申込みは久米まで。
「フレール ジャック」というのは、フランスに古くから広まっている民謡です。
ジャン フィリップ ラモー(1683-1764年)フランス王国ディジョン生まれ、フランス王国パリ没
父がディジョン大聖堂のオルガ二ストでした。
ラモー自身もパリで学んだ後、クレルモン大聖堂のオルガニストになります。パリ、ディジョン、リヨンのオルガニストにもなります。
四十代になるとオペラの作曲に没頭します。リュリに取って代わります。
1772年 Diapason général de tous les instruments à ventの写本にルイ ジョゼフ プランクール(パリオベラ座のヴァイオリニスト)がカノン4曲がラモーの作品であると書いています。
その中の一曲が「フルール ジャック」です。
2曲はラモーの作品であることがしられていますが、この曲をラモー自身は目録にも載せていません。
1811年ピエール カペル編の歌曲集が出版されました。シャンソン小屋で歌われていたものを集めたこの曲集に「フレール ジャック」が入っていました。
その中にはラモーの他の曲も何曲か載っています。
その中にはラモーの他の曲も何曲か載っています。
修道士の、朝課のための曲だと言われています。
日本では「鐘がなる」と、なぜか「グーチョキパーで何作ろう?」など、作者不詳の替歌が多数。
「味噌汁飲みたいな、ナメコがいいな、おかわりはい!」
「アンパン食パン」
などなど、こどもの手遊び歌として使われているようです。
「フレール ジャック」
第一声:Frère Jacques, Frère Jacques, (ジャック修道士よ、ジャック修道士よ)
第二声:Dormez-vous ? Dormez-vous ?(お眠りですか? お眠りですか?)
第三声:Sonnez les matines ! Sonnez les matines !(朝のお勤めの鐘を鳴らしてください! 朝のお勤めの鐘を鳴らしてください!)
第四声: Ding ! Ding ! Dong ! Ding ! Ding ! Dong !(キン! コン! カン! キン! コン! カン!)
名前はなくて曲が残るなんて、奥ゆかしいですね。何百年も子どもたちに愛されているなんてなんだか素敵ですね。
誰でも知っている曲なのに、作曲家、作詞家は知らない、というのはたくさんありますね。それだけ、親しまれているということでしょう。この曲もそのひとつですね。