約束通り、エマニュエル パユ公開マスタークラスの2曲目。
今日はマルタンのバラードです。
パユ氏は、カデンツァを見てみることにします。
カデンツァの初めのフェルマータは、長く取りましょう。
オペラ歌手のように、彼らは私ってすごいでしょ。という感じで伸ばします。
moderatoのp、ppを守りましょう。
174小節目からはカラーを変えて、178小節目にやっとf
188小節目のpはデリケートに演奏しましょう。
Lentoの前の1小節の8分音符でテンポをピアノに示しましょう。
ためらいながらか出て、息のスピードを保って、緊張感を維持しましょう。
息継ぎは喉の奥を開いてAの口で、音を立てないで。
アポジャトゥーラ(倚音)と解決音の場所を毎回忘れないで、
低音のdim.は、吹くのを絞るのではなく、息をかける、右手をゆっくり前に押し出していくと、肺が開いて安定した音で吹けます。
7連符と後の四分音符のタイは、自然にcrescになるので、無理に大きくしなくていい、223小節目のGまで待ちましょう。
231小節目から、ハーモニーと解決音を考えましょう。
236小節目から、リズムによるプログレ(ロックから生まれた、前衛的、進歩的な音楽)
リズムを刻むピアノを聴きましょう。フルートはそれに乗る感じ、ボブスレーのように。
マルタンはこの曲を尋常じゃない状態で作曲しました。
イライラ感、プラス興奮、正気の沙汰ではない。極限の状態を表現しましょう。
全体に肩を下げて、開いた音で、肩をあげすぎると、肺が締まって音が閉じてしまいます。
開かれた音で演奏しましょう。
三人目はオーケストラスタディ。
また、来週。
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