音楽の喜び フルートとともに

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音楽であそぼう!in 児童会

2010-03-18 21:55:10 | 音楽で遊ぼう

連翹がまっさかり。

今日は、児童会で「音楽で遊ぼう!」
いつも二人で行くSさんではなく、ギターを弾く上司の息子と一緒にというリクエストに応えてのワーク。Jさんが弾くのは、フォークギター。コードはわかるけれど、音符は読めない。ただし、CAPでいつも一緒に行くメンバーの一人なので、連携と子ども達への関り方、仲間感には、自信があったので、OKしました。
しかし、わかっていたことですが、打合せの時間が取れない。今朝になってようやく打合せ。
今までの経験と知恵をふりしぼって、できるだけ、簡単にできることを考えました。

ワークは、クラッシックの伴奏をしてもらうわけにはいかないので、考えて鈴を鳴らしてもらうことにしました。
ずっと、4分音符で刻んでもらい、それを伴奏にボルンの「カルメン幻想曲」のボヘミアンの踊りから、ラストまで一気に演奏しました。無謀な賭けでしたが、今朝あわせてみると、まあまあいけます。Jさんは楽譜をつかわないことに慣れているので、何も無しで、ただ、刻んでとおねがいしました。フェルマータも rit.も無し。速度変化は最後のプレストだけ、pも fもクレッシェンドもなし。無謀な賭けでしたが、なんとかいけそう。

「私達は、声も大きくないし、演奏するのに緊張しているので、大きな声を出されたり、立ち歩かれたりするとびっくりして演奏できなくなってしまうかもしれまないので、どうか、終わりまで静かにそこに座って聞いてください。後で、楽器もみんなで演奏してもらおうと思っていますが、楽器は全部借りてきたものなので、大切に使ってちゃんと返してくれる人にしか渡せません。静かに聴いてくれることと、楽器を大切に使ってくれること。この二つ、約束してくれるかな?」

「はーい。」

まずはカルメン。子ども達は、静かにどころか、シーンとなって集中してきいれくれました。終わった途端、大拍手。いつものやんちゃ者も止まっていました。

次は楽器あてゲーム。
「音を聴いてどんな楽器か当ててみてね。わかった人は静かに手を上げてください。」

布に楽器を隠したまま、「チーン」と鳴らします。「はい。」「Aくん。」
「トライアングル。」
「どうかな?はいっ、大正解!」

スプリングドラムの時は、「嵐の音」「台風」「映画の効果音」などいろんなイメージが膨らみました。

カリンバは「マリンバ」「木琴」「オルゴール」…「オルゴールと同じ原理でつくられてます。親指ピアノって言われたりしています」

ティンシャは「トライアングル」「死んだ人に鳴らすやつ。」・・・すごい、感性。これは、ビルマの僧の祈りの時の道具です。

全員が何か一つは発言してくれました。

「いよいよ、みんなが演奏する番です。みんなに楽器があたりますが、この前の楽器は数が限られているので、誰が演奏するか決めてください。」
「4年生がもう最後だから、4年生に演奏してもらったら。」
「えーっ!」
「意見がある人は、手を上げていってください。」
4年生が、珍しい楽器を演奏し、他の子ども達には、鈴、カスタネット、トライアングル、タンバリンがあたりました。この日のために市の子育て支援施設から借りてきました。

楽器を叩きながら、「キセキ」
「間奏と、ラップがここにありますから、そこでは、Jさんだけに演奏してもらいますので、静かに聴いてね。」
Jさんのギターで、50人を越える子ども達が、真剣な表情で楽器を叩きながら、「キセキ」を合唱し、間奏では「ここで静かにするねんで」とお互いに言い合って、本当に静かにJさんのラップをきいてくれました。

楽器も、大切に扱ってくれて、本当に感激しました。
今日は本当に楽しかった。ありがとう。


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