音楽の喜び フルートとともに

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黒死病で亡くなった作曲家

2023-04-06 21:10:00 | バロック
日曜は近所の公園でお花見できました。

枝垂れ桜や



小さな川も整備されていて

たんぽぽや





オニタビラコも咲いていました。

人が多勢集まってカメラを桜に向けていたので…聞いてしまいました。
こういう時、好奇心が抑えられない。ごめんなさい。

おじさまがこたえてくれました。
「この鳥のせいや。顔がかっこいいやろ。」とスマホを見せてくれました。


「レンジャク」と言うそうです。
かっこいい!
アメリカ大陸やユーラシア大陸にいるそうですが、最近は大阪にもいるのかしら?

しばらく、桜を見ていましたがヒヨドリとスズメしか見えませんでした。
残念。
他の皆さんは3脚にカメラを立てたり、大きな望遠レンズのついたカメラを構えてまだまだ待っていましたが、私達は帰ってきました。

ヨハン ハインリヒ シュメルツァー(1623-1680年)神聖ローマ帝国オーストリア大公国生まれ、神聖ローマ帝国オーストリア大公国プラハ没

は、当時イタリアが優勢だったバイオリンの演奏と作曲の分野で、初めてオーストリア人として高い評価を得た人物です。

ウィーンのハプスブルグ宮廷では、宮廷楽長はイタリア人になることが多く、彼の前任もイタリア人でした。

しかし、そのオーストリア人としては珍しく1679年、レオボルト一世
により宮廷楽長に昇進、抜擢されました。

しかし、それからわずか数ヶ月後ペストによって亡くなりました。

ペスト 黒死病の致命率60%
この年のペストの流行は凄まじく10万人が亡くなりました。
オーストリアの推定人口が250ー350万人とすると25-35人に1人亡くなったことになります。

ウィーンだけで人口の3分の2を失ったそうです。
ウィーン旧市街グラーベンにレオボルト一世がペストの終焉を記念して建てた記念柱があります。

下の方にレオボルト一世が跪いています。
ペストよ、おさまってくれてよかった。神に感謝します。…という姿でしょう。

シュメルツァーのヴァイオリンソナタ イ短調にはCuckoo「カッコウ」という名がつけられています。

花鳥風月、古今東西 鳥の鳴き声や姿に季節を感じ、愛でる人は絶えません。

カッコウの鳴き声が何度も出てきますがわかりますか?





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
キケンジャク ヒレンジャク (takan32)
2023-04-06 20:17:19
久米さんへ、大きなカメラ(大砲と言っています。)を持っている人はほとんど野鳥狙いです。
キレンジャク(尾の先が黄色)とヒレンジャク(尾の先が緋色)は私も、何回か見たことがあります。カブキ役者のような顔立ちです。これが見られるとネットで出ると、どっと人が集まります。(私もそんなネット情報で見に行ったのですが。) 大阪城公園、万博公園、有馬富士公園、奈良公園などで見ました。
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Unknown (m-fluteangel16)
2023-04-07 21:55:13
@takan32 さん、レンジャクもいろいろいるのですね。いろいろなところに出かけて見つけているのですね。
鳥はインコや文鳥を、子どもの頃飼っていたので好きです。
でも野鳥を町中で散歩の途中でみつけたりというところでとまっています。
近所でコゲラやイカル、カワセミ、ケリ、チドリを見ました。淀川の河川敷でミサゴも!
レンジャクが、来ているとは知りませんでした。
大きなカメラは、大砲と言うのですね。
みなさん、情報交換などしながら楽しそうでしたよ。
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