9月9日は重陽の節句です。
菱田春草の菊慈童
菊の節句とも言われています。
昔は菊のお酒を酌み交わしたとか。
「菊慈童」は重陽の節句の元となった伝説で、謡曲やお能などで上演されて来ました。
魏の文帝時代、山奥に泉が湧いたというので行ってみると、侍童が現れます。
聞いてみると
周の穆王に寵愛されていた侍童は、ある日王の枕を跨ぐという罪を犯してしまいます。
菱田春草の菊慈童
流罪となり、山奥に捨てられる時に、皇帝に経典の2句を頂き、それを菊の葉に書いて、その葉の露を毎日飲んでいると不老長寿を得た。と
言って、長寿を祝い、舞い踊ります。
穆王の在位は紀元前976年~922年
文帝は187~226年
千年越え!
若いままとはうらやましい。
BC900年頃には中国雅楽があり、「宮・商・角・徽・羽」(現在のドレミソラ)という音律が使われていました。
土で作った壎(けん)
箏
笙
他にも打楽器などいろいろありました。
箏
笙
他にも打楽器などいろいろありました。
BC900年の古楽器による演奏の動画は見つけられ無かったです。
世界中にその土地独自の音楽があります。それぞれの大切な歴史や文化を尊重しあえればもっと平和に共存しあえるはず。
20年の戦争は17万人を殺し、撤退の後に女性たちは、ただ街を殺されないで歩くために、大国を倒した兵器に身一つで立ち向かう。
こんなひどい事態は避けられたのでは?と、つい考えてしまいます。
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
どんなに時代が変わろうとも
音を楽しむ文化は永遠のこと。
大切な人々の楽しみですね。
重陽の節句〜菊の花びらをひとひら
酒器に浮かべて〜〜♬
騒々しい世情だからこそ
慈しみたいですね(^-^)
今日もどうぞお元気でご活躍を。
全然、関係無い話かも知れませんが。
此間、園子温監督の衝撃作。。。
「ヒミズ」と言う映画を見ました。
モーツァルトの「レクイエム」と
バーバーの「アダージョ」が劇中に
鳴ってまして・・・・・。(T ^ T)
もう映画のストーリーにピッタシで、、
号泣しました・・・・・。
もしまだご覧になって居ないのなら、、
機会があったらご覧になられても良いかと。
まあ、悲しい映画ですけどね、、
そんなことで「ヒミズ」の予告編と。
バーバーの「アダージョ」を貼って行きます。
確かこのバーバーの曲は「プラトーン」でも
使われて居ましたよね。。。。
https://www.youtube.com/watch?v=1npnMM2-6p8
https://www.youtube.com/watch?v=WAoLJ8GbA4Y
ちなみにこの映画は2011年製作で、、
当時はベネチュア映画祭で上映されて、
スタンディング・オーべーションが
8分間も鳴り止まなかったそうですね。
賞も受賞しましたよね・・・・・。
まさに名画でした・・・・・。
今風ですけどね。。。
余計な話ですみませんでした。
また来ますね。宜しくです。( ◠‿◠ )
中国の長安(西安)に行ったとき、孫に買ってきた陶器の楽器が2個あるのですが、今回初めて壎という名称だと知りました。
ありがとうございます!
騒々しい世の中だからこそ音楽や絵画を楽しみ、日常を
慈しむ心を持ちたいですね。
この辺りではまだ竜胆を見かけません。札幌は少し季節が先に進んでいるみたいですね✨
プラトーンでしたか。
恐ろしい映画ですね。
壎、買って帰られたのですね。周や魏の時代の中国ドラマ「ミーユエ王朝を照らす月」の中で演奏されていました。
オカリナのようないい音でした。ぜひ演奏して下さいね。