9日は渡辺橋近くのサロン ド プリンシパルでフルートアンサンブル「エスカル」初レッスン。
おばんざいとお鍋。
カラヴァッジョ バッカス(ウフィツィ美術館)
ティティアーノによるバッカスとアリアドネ(ロンドン・ナショナルギャラリー)
のオペラ「サムソンとデリラ」は、聖書の物語を題材にしたものです。
ヘラルト・ファン・ホントホルストによるサムソンとデリラ(1615年
デリラに扮するハルディス・ハルヴォシェン(ノルウェー語版)。1919年撮影
ホセ・エチェナグシアによるサムソンとデリラ
崩壊するダゴンの寺院。ギュスターヴ・ドレ画
神戸エスカルから竹内聡さんも来てくれて、ドビュッシーの「小組曲」の4曲を演奏しました。
編曲は竹内さんなので、響きが違うとササッとスコアを出して確認してくれます。
便利です。
練習後はプリンシパルの向かい側のお店で新年宴会。
おばんざいとお鍋。
イカの塩辛で日本酒とか新メンバーのU嬢も呑める口とわかって、酒豪伝説の夜になりました。
私は外では、歩けなくなるので呑みませんでしたが…。
きらいじゃ有りませんよ。
バッカスというのは、ギリシャ神話のディオニソスに起源を持つお酒(ワイン)の神様のことです。
グイド・レーニによるバックス(アルテ・マイスター絵画館)
ジュピターが人間の女性セメレとの間の子です。
ジュピターの正妻ジュノーの怒りを買って、セメレはバッカスを産む前に亡くなります。
ジュピターはセメレの体内から胎児のバッカスを取り出し、自分の太ももに縫い込みます。十分にバッカスが成長すると、縫い目をほどいて誕生させました。
カラヴァッジョ バッカス(ウフィツィ美術館)
成長したバッカスはぶどうの栽培を覚え、その実から陶酔をもたらすお酒を作る方法を考案します。
さらにバッカスは放埓な祭りを考え出し、己の信者たちとともに狂乱に耽ります。そして各地を放浪して信仰を広め、歯向かうものには残忍な罰を与えました。
ティティアーノによるバッカスとアリアドネ(ロンドン・ナショナルギャラリー)
バッカスを称える酒宴の踊りとしてバッカナリア(en:Bacchanalia英語)、バッカナール(fr:Bacchanalesフランス語)、バッカナーレ( it:Baccanaleイタリア語)があります。
サン=サーンス作曲:オペラ『サムソンとデリラ』内 「バッカナール」(バレエ音楽)
ワーグナー作曲:オペラ『タンホイザー』内 「バッカナール」(バレエ音楽) ※パリ上演の際に追加作曲された
ラヴェル作曲:バレエ『ダフニスとクロエ』内 第3場「バッカナール」
イベール作曲:管弦楽曲『バッカナール』
ケージ作曲:『プリペアドピアノのためのバッカナール』
ルーセル作曲:バレエ音楽『バッカスとアリアーヌ』
ヴェルディ作曲:オペラ『椿姫』内 第3幕「バッカナーレ」合唱
などなどみなさんに愛されてぃますね。
カミーユ サン=サーンス(1835-1921年)フランス王国パリ生まれ、フランス王国アルジェリア没
のオペラ「サムソンとデリラ」は、聖書の物語を題材にしたものです。
ヘラルト・ファン・ホントホルストによるサムソンとデリラ(1615年
ガザの広場
ペリシテ人に支配されたペプライ人は苦しみを歌います。
怪力の英雄サムソンが現れヘブライ人を鼓舞し反抗します。
デリラに扮するハルディス・ハルヴォシェン(ノルウェー語版)。1919年撮影
劣勢になったペリシテ人たちはデリラを送り込み、サムソンを誘惑します。
デリラに心をとらわれたサムソンは、一度は断わりますが、彼女を追っていったところをペリシテ人に捕らえられます。
ホセ・エチェナグシアによるサムソンとデリラ
髪を切ると力を失うとされるサムソンは髪を切られ、目をえぐられ、足枷をされ、挽臼を回しています。
一方でデリラとペリシテ人たちは
タゴンの寺院で酒宴(バッカナール)に興じます。
サムソンは、デリラから計略で誘惑したと聞かされ、神に再び力を与えてくれるように祈ります。
すると怪力が戻り、神殿の柱をへし折り寺院は崩壊し、一同もろともに押しつぶされます。
崩壊するダゴンの寺院。ギュスターヴ・ドレ画
いつも素敵なお話をありがとうございます。
楽しく拝読させていただいています( ^_^)
よくわかんない言葉が京都らしいです。
具体的に何なのか、京都の秘密主義的な言葉ですね^^
したっけ。
サムソンとデリラが全編公演されることは関西ではほとんど無理ですね。でも、オペラ アリア リサイタルで "あなたの声に私の心は開く" は何度か聞いたことがあります。
楽しんでいただけたなら嬉しいです。
これからも頑張りますね。
ハハハハ🤣そうかも!
"あなたの声に私の心は開く"はメゾソプラノの歌ですが、ソプラノの人もよく歌っている人気曲てすね!
私もメゾソプラノの人とフルートで参加、ピアノ伴奏と3人で演奏したことがあります。