音楽の喜び フルートとともに

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リサイタル初ピアノ合わせ

2012-07-05 21:12:45 | コンサート

ひまわりにもいろいろあって、これは早咲ひまわりと言う品種です。甲子園口駅からピアノのNさんのお宅に行く途中見つけました。
今日は、降ったり、止んだり。湿気の多いじめじめした一日でしたが、明るい太陽のような色を見ると、気分がすっきりしました。

8月5日に開くリサイタルの初ピアノ合わせ。
曲数が多いので、今日は、まずプログラムの前半だけ。
ヘンデルのシヴァの女王の入場は、バロックの典型のような、音楽ですが、それが、なかなか!
ピアノも難しいですが、ばっちり。

ゴーベールのロマンスは、ヘンデルとは全く違って、フランスの近代音楽。
Nさんのピアノの音色が、ヘンデルの時とガラッと変わりました。
ゴーベールのピアノは、伴奏と言う範疇を超えて、対旋律、ソロと、メロディを唄っていて、デュオのようです。
Nさんのピアノは本当に素敵です。

しかし、これで驚いていたら、イベールの遊戯は、もっとすごかった。
同じ、近代フランス物ですが、ゴーベールが柔らかくしっとりとした感じなら、イベールは硬質なガラスのような、キラキラしていて、透き通った感じ。Nさんは初めの一音から、その違いを弾きわけています。

最後は、ボルヌのカルメン幻想曲。
また、音が変わります。これは、フルートの超絶技巧曲で、はっきり言って私は必死
ピアノは音が少ないですが、それを緊張感を持って、ちょうどいい場所に、いい感じで入れるのは結構たいへんです。
それを、本当に、いい感じで、入れてくれるので、私も、自在に変化できます。
伴奏でこんなに変わるのか?と言うくらい呼吸も楽、安心して演奏できます。

終わっても、「もっと、練習しときますね。」とあくまで、謙虚なNさんです。

私の方がもっとがんばらなくっちゃ。
いいコンサートになりそうです。



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