音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

川のワルツ

2023-08-22 21:16:00 | ロマン派
野洲川、この先琵琶湖に流れ込んでいます。
「日本書紀」や「古事記」にも登場し、「近江太郎」とも名付けられています。
鎌倉時代には、「海道紀」に「八洲川」という名前で記載され、河口に八つの川が八つの洲を作っていた事から転じて野洲川と呼ばれるようになりました。

「エルベ川のほとりで」ヨハン シュトラウス2世(1825-1899年)オーストリア帝国ウィーン生まれ、オーストリアハンガリー帝国ウィーン没

の最後のワルツ。
1897年ウィーン楽友協会で初演されました。
ヨハンの末弟エドゥアルド シュトラウス1世
の慈善演奏会でヨハンの指揮で初演されました。


1890-1905年撮影のエルベ川

ドレスデン ノイシュタットの楽譜出版社J G Seelingからの依頼で作曲されました。
この曲はドレスデンに捧げられています。

エルベ川
19世紀まで、エルベ川はヨーロッパの東西を隔てる大きな境界線でした。
東はプロイセン王国、オーストリアハンガリー帝国、ロシア帝国。

西はフランス、イギリスで、地域の実情が変わっていました。
大きな違いは農奴が西では近世初頭に解消されましたが、東では19世紀初頭から中頃まで存在していました。

第二次世界大戦後赤軍とアメリカ軍がエルベ川流域のトルガウで出会い
恒久平和を誓った「エルベの誓い」が交わされました。

2004年ドレスデン近郊の流域の優れた文化と景観を評価。
「ドレスデン エルベ渓谷」が「世界遺産」に認定されました。

ところが、2009年景観を損ねる橋の建設を理由に世界遺産から削除されました。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ドレスデン (takan32)
2023-08-22 19:54:20
久米さんへ、私はドイツに行った時、ベルリンの次に訪れたのがドレスデンでした。ここの美術館にラファエロ作のシスティーナのマドンナがあるので、これを見るためです。入場して最初の部屋にあったと思います。
年末年始に行ったので広場では、広場ではクリスマスの催し物が行われていました。
返信する
Unknown (m-fluteangel16)
2023-08-25 08:53:23
@takan32 さん、システィーナのマドンナ。
素敵ですよね!
マドンナもいいですが、足元の天使2人が、かわいい🩷
巨匠の茶目っ気にメロメロ🤣
返信する

コメントを投稿