昨夜の豪雨が嘘のように、青い空。
梅花ウツギが、満開になりました。
ジョセフ アンリ アルテスは、1828年ルーアンに生まれました。
フルートの名手で、
13歳でパリ音楽院に入学し、15歳でプルミエプリを、得ています。
先生はトゥルー。
1848年にパリオペラ座管弦楽団のフルート奏者を務め、その後パリ音楽院の教授として25年務めます。1899年プロワで亡くなったといわれています。
アルテス3巻の教則本は、1880年に完成しました。
1847年に考案されたベーム式フルートが、世界に普及しだし、その楽器のための新しい教本が、求められていた時代でした。
それまでのフルートとは違った
新しいフルートの新しい運指法。
それにふさわしい練習法。
フルートに革命が起き、この楽器に魅せられた人々が、技巧的なこと、音楽的なこと様々な試みにチャレンジした時代でもありました。
アルテスの他の曲は、注目されず、忘れられてしまいましたが、この教則本は、今でも世界中で、使われています。
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