八重の水仙が咲いていました。春とはほど遠い気温ですが、やはり暦の通り春が近付いて来ているようです。
オーストリア帝国ロンバルド=ヴェネト王国バデルノファスラーノ生まれ、イタリア王国ミラノ
「時の踊り」は、オペラ「ジョコンダ」の中に使われている音楽です。
作者のアルミカレ ポンキエッリ(1834-1886年)
オーストリア帝国ロンバルド=ヴェネト王国バデルノファスラーノ生まれ、イタリア王国ミラノ
教会音楽家の家に生まれ、9歳でミラノ音楽院に入学し10歳で交響曲を作曲しています。
22歳でオペラを作曲。
1872年オペラ「婚約者」をミラノで上演。この成功によって人気になり、スカラ座や楽譜出版のリコルディ社と契約を結べるようになり人気が出ます。
83年からはミラノ音楽院の教授となり、ジャコモ プッチーニやピエトロ マスカーニは門人です。
今日、「ジョコンダ」のみが上演されますが、当時人気のオペラ作家で後進への影響も大きな作曲家です。
オペラ「ジョコンダ」
は、主人公のジョコンダは、愛した人は他の人と愛し合っていて、言い寄ってきた男バルナバは、利用しようと近付いて来たのに、振られたことを恨みに思い陰謀を巡らし、ジョコンダの盲目の母親を騙して殺します。
は、主人公のジョコンダは、愛した人は他の人と愛し合っていて、言い寄ってきた男バルナバは、利用しようと近付いて来たのに、振られたことを恨みに思い陰謀を巡らし、ジョコンダの盲目の母親を騙して殺します。
最後は愛した人とその恋人を逃し、追ってきたバルナバに「裏切らない身体をあげるわ。」と毒を飲んで自殺します。
リコルディ社の依頼でヴィクトル ユーゴーの「パドヴァの僭主アンジェロ」という作品を元に作られました。
1874年から作曲されました。
このころ1861年リソルジメント、イタリア統一運動を経て外国の支配を退けイタリア王国になったものの、未回収の土地を求めたり、植民地を求めて戦いを挑んだり
荒々しい政策が続いていました。
その中、この救いの無いドラマが受け入れられたのです。
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