音楽の喜び フルートとともに

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不便を楽しむ

2010-08-27 20:18:14 | 子ども

ピンクノウゼンカズラ、南アフリカ原産。ノウゼンカズラも650種類もあるそうです。近所で、殺風景な鉄のフェンスを飾っていました。

午後、20代後半の生徒さんを教えていると、アナログの懐中時計を出してきたので、時計の話になりました。

彼女はアナログの時計がとっさに読めない時がある。と言っていました。
「生まれた時から、デジタル時計で育ったので、学校で習ったから読めるけれど、よく考えないとわからないんです」ということでした。

そういえば、小学生の勉強を見ていると、2年生、時計のところで、大混乱。
0から、2までが10分。じゃあ、2から4は?というと、また一から数えなおす子どもが多いです。同じ幅じゃない?といってもキョトンとして、ピンと来ない。

使わない能力は、育たない。

デジタル時計がある、計算機がある、自動翻訳器がある。今は、その使える手をしばっておいて、わざわざ不便さを自分に課すことで、能力を身につけなくてはいけません。

今の、子ども達に一番必要な能力は、不便さを楽しむ能力かもしれない。






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