音楽の喜び フルートとともに

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ボディ&マインド

2011-07-04 21:17:32 | レクチャー、マスタークラス

どくだみは、アトピーに効くと聴いて飲んでいたことがあります。これは隣の家の門柱の隙間から咲いていました。すごい生命力です。利尿作用があり、毒を体の外にだすとか。冬はお勧めしませんが、夏暑いときには良い感じです。

今日は、ボディ&マインドを受講してきました。
自分の経験で心が動いた話をみんなに聴いてもらい、その話を聴いてどんな感じがしたのかを、参加者に言ってもらいます。

一人の人が、同じ話しを、ボディワークをする前と、後。2回します。

ボディワークをする前には、緊張し、呼吸が浅いですが、後は、リラックスし、深い呼吸で、話すことになります。

黙ったまま、他には何もしないのですが、同じ話しにも関わらず、全く違った印象になります。

私も話しましたが、初めに話したときには、懐疑的、不信、暗く、怒り、緊張、恐れ、不安、不安定さ、困惑、迷い、孤立感、絶望などが上がりました。ワークの後に話した印象は、穏やか、理性的、安心、明晰、安定、意欲、信頼などが上がります。

話した時の自分の、話しの中の相手への印象も、初めに話したときと、違ってきます。

こういうことを書くと、何を言っているんだろう?と思われると思いますが、音楽をしていると、つい演奏技術を上げることだけにやっきになってしまいますが、技術は上がっても伝わってこない。楽譜どおりに音を出しているはずなのに、伝わらない。ということが、よくあります。
その時、ワーク前の状態と同じ心と体なんだと思います。

何も、誰も悪くない。自分が、勝手に緊張し、相手を疑い、関係を切り、相手を否定しているだけなのです。

表現者は、物事や、事実を伝えるだけでなく、心を開き、人を信頼し、安定を届けることで、誰かと繋がるのだということを、このワークから、実感します。
また、信頼は誰かに与えてもらうものではなく、自分がまず信じる。というところに立たなくては、相手にただ、混乱や、不安を伝えてしまうのだということを自覚させられます。

毎回、わかっていてもこうなのですから、まだまだ、勉強が必要なのです。



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