音楽の喜び フルートとともに

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秋を感じさせる人気の曲

2022-09-26 20:59:00 | 近代
三連休、最後の日は家族といつもの里山です。


今の主役は露草。
百(もも)に千(ち)に人はいふともつき草の移ろふこころ吾(われ)持ためやも(巻12 3059)
百尓千尓 人者雖言 月草之 移情 吾将持八方

萩は



高円(たかまど)の
野べの秋萩 いたづらに
咲きか散るらむ
見る人なしに
   万葉集 作者不詳

やっと涼しくなってきましたが、ブルーギルを釣ると日陰もない池に釣具を垂れる次男と夫の側にはいられません。周りを写真を撮ってまわりました。

紫外線多そうですが
季節はうつろっていきます。

「セミナーロスになるかも。」って友だちが言っていのたを笑っていたけれど、やっぱりちょっとぼうっとしています。

秋の曲ではないですが、秋の曲で引くと出てくるのがクロード ドビュッシー(1862-1918年)フランス共和国パリ生没

の「亜麻色の髪の乙女」1909-1910年作曲の前奏曲集の一集に収録されています。
1904年前妻を自殺未遂に追いやり、エンマ バルダックと結婚。
親しかった人たちとも疎遠になります。

1905年クロード エンマが生まれ、シュシュと呼んで溺愛します。

仕事は評価され自作の指揮者として、ヨーロッパ中を演奏旅行をして回ります。

その頃直腸癌が発覚し、痛み止めの麻薬を飲むようになります。

1909年にはペレアスとメリザンドを書くなど、ドビュッシーの成功が形になります。

ルネ ルコンド リール(1918ー1894年)


の詩にインスピレーションを得て書かれました。 

スコットランドの美女

ムラサキウマゴヤシの花畑で
歌うのは誰?この冷たい朝に。
それは亜麻色の髪の乙女
サクランボ色の唇をした美しき乙女
空から光がさし、ひばりとともに
愛の天使が歌った

神の気配をたたえた君の口もと。
ああ可愛い君、キスしたくなるほど!
長いまつげ、きれいなお下げの乙女よ
花咲く草原で、おしゃべりしないかい?
空から光がさし、ひばりとともに
愛の天使が歌った

ノーと言わないで、つれない君よ!
イエスと言わないで! ああ君の
大きな瞳、薔薇色の唇を
ずっと見つめていたいから。
空から光がさし、ひばりとともに
愛の天使が歌った

さようなら鹿よ、さようなら兎、
そして赤い山ウズラにもさようなら!
君の髪の亜麻色に口づけして
この身に捺したい、その唇の緋色を!
空から光がさし、ひばりとともに
愛の天使が歌った

リールはフォーレ、アーン、ラヴェルも音楽をつけていて、当時フランスでの流行作家でした。

前奏曲はピアノ曲として書かれました。
亜麻色あまいろ)とは、亜麻を 紡 つむ いだ糸ののような黄色がかった薄茶のことです。 日本古来のものではなく、明治以降に使われるようになった比較的新しい名です。

こんな色見本が亜麻色で出ていました。

こんな感じ?

管弦楽版で




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