音楽の喜び フルートとともに

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火星 

2022-09-27 21:01:00 | 近代
昨日は6時から、大阪中之島の渡辺橋サロン ド プリンシパルで、榎田先生のフルートアンサンブルレッスンでした…。

…ところが榎田先生の姿が見えません。
メンバーのTさんとサロンのオーナー二口さんが立っていて、「入ってください。」
入るとTさんが「榎田先生、阪神高速に入る前に車が故障して車屋さんに行ったらしいんやわ。」
「えっ!」
「遅れるけど来られるので、適当にやっといてって」
「あら〜。」
と、言うわけで2人で世間話。
楽譜がない。
一部コピーしてって借りたものを二人で同じパートを吹いていましたが、途中で指揮台に乗っていた楽譜を見つけてやることに。
メルカダンテのセレナーデ。
きれいな曲ですが、実はトリオ。
一楽章をほぼ終わる頃にHさんがやってきたので、ようやく3パート揃って初めから…。

なかなか難しい。それでも三楽章を終える頃に榎田先生到着。
「ぼくいない方が楽しそうやね。」
ご冗談…修整されないから気楽は気楽ですが。

「カタカタ音がするから、怖くなって近くの馴染みの車屋に入ったら、ベルトが切れそうになってたんや。」

「ベルト…それ危ないやつですやん。」とTさん。

「そうそう、高速入る前に気づいてよかったよ~。」

「治ったんですか?」

「いやいや、代車借りてきた。」

事故らなくてよかった〜。

気を取り直して四楽章。
そしてベートーヴェンの悲愴二楽章をレッスンしてもらいました。



ちょっと長目に、とっぷり暮れました。

グスターフ ホルスト(1874-1934年)イングランド チェルトナム生まれ、イングランド ロンドン没
スウェーデンのヴァルト系移民の家系に生まれました。

惑星は1914-1916年に作曲されました。はじめは「7つの管弦楽」として作曲されました。


1918年ロイヤル アルバートホールでで初演
好評でしたが、再演に恵まれず、1961年カラヤンが取り上げ人気が出ました。
黄道十二門にちなみ、ななつの惑星が取り上げられています。
「火星」は戦いをもたらす者、という副題がついています。

1914-1918年に戦われた、人類初の世界大戦、第一次世界大戦の影響

を聞かれたら、ホルストは否定しています。
交響曲「ベニモラ」の公演が失敗に終わり落ち込んでいるときにクリフォード バックスに誘われてスペイン旅行をして、その時に占星術の知識を彼から得たことで作曲しました。

マルス(火星)(デ・スフェラ:天界について)1470年頃
占星術によると火星はマルス。
闘い、攻撃、戦の神です。
しかしそれだけではなく、マルスは問題を表面化し、外に向かうエネルギーとなり解決に導きます。

もう、そろそろ解決に向かって欲しいです。いろいろなこと。






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2 コメント

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亜麻色の髪の乙女 (takan32)
2022-09-28 19:50:20
久米さんへ、きのうの投稿の女の子はベラスケスが描いたマルガリータ王女ですね。ルーブル美術館所蔵の絵だと思います。

ホルストの組曲"惑星"はコンサートでも演奏されている人気のある曲ですね。2、3度、コンサートで聞いたことがあります。
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Unknown (m-fluteangel16)
2022-09-29 22:09:24
@takan32 さん、その通りです!ラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌのインスピレーションを与えた絵です。ちょうど亜麻色と似た色なのでいいかな?と思って!
さすがですね。
ホルストの惑星は木星が一番人気ですが、あえて火星にしてみました。
特にウクライナはなんとかならないかと思って…。
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