NHKの「あの人に会いたい」で見た、加藤唐九郎さんの、言葉にどっきりしました。
捏造事件を告白して、世間から避難され、再起不能に見えた、唐九郎さんは、その後陶芸の道に専心し、素晴らしい作品を世に出し、世間の評価が180度変りました。
「欲は消えない、物見りゃ欲しいし、女見ればボーっとなるし、私達はもう宗教では救われない。信じきれないところがどうしてもあるんですよ。それを救うのは陶芸しかない。」
「年を取ってつくる度に、前のより良くなってないと嘘だ。」
「自分の作るものが良くなくっちゃ、どんなに社会に評価されても、金があっても、力があっても、さびしいと思うね。」
「陶芸」「作るもの」ってところに、「芸術」といれてもいいし、「演奏」と入れてもいいし、自分の「仕事」と入れてもいい。
一意専心、私もいい仕事しよう。精進精進。