ガーベラ、暑いのに頑張って咲いています。ちょっと花びらがヘロヘロって感じですが。
今日は、姪が8月末から二年間アメリカに留学するので、実家で送別会を開く予定でしたが、朝、母から電話。
「お父さんの調子が悪いんだけど、左足が動きにくいみたいで、危ないから昨夜は見てた。」って、「病院に行かないと。」「いやぁ、歩かないから弱ってきただけだから。」
「脳梗塞の始まりかもしれないよ。病院に行こうよ。」
母を説得して、実家に同居の長男の車で病院へ。
帰りは、仕事があるので、牧野から、私と次男が車で迎えに行きました。
母が薬局で薬をもらっている間に、姪も合流。
そのまま、実家に帰りました。
やっぱり、脳梗塞があったそうです。脳リハビリをした方がいいそうです。血液を巡らせるために動いたほうがいい。週一回でも病院でリハビリをしてください。ということでしたが、駅までも歩けない父をどうやって病院まで運ぶのか?
「介護タクシーとか使えないかな?心臓リハビリと一緒に予約取れるかも。」
「リハビリ介護施設が使えるかもしれない。」
いろいろな方法を、母と考えましたが、お盆開けないと、施設とも連絡が取れないので、どれも結論はでません。
また、少し生活が変わりそうです。
お盆の中日。
さすがに夫も休み。
「どっか行こうよ。」「クワガタの森。」「え~。蚊に噛まれるよ~。」という私。
次男は聞いたなり二階へあがって、降りてきたと思ったら、長袖、長ズボンの完全防備。
「コクワガタが、一匹になったから、森に返さないと。」
子どもたちが小さな頃から、里山にクワガタとりに行き、それをブリーダーばりにうちで育て繁殖し。ペアーになりそこなったコクワガタを森に返すのです。
山城森林公園という、りっぱな公園の中に入ることもなく、何年来と通っているのは、その近くの里山。
A地点。農道があるだけ。この茂みのなかに夫と息子は入っていきます。
その間、私は、やはり吹いています。魔弾の射手が森に吸い込まれていいる間、ゴミ虫が、歩いていたり、
マメ科葛(かずら)、花をつけて繁りに繁っています。すれ違う人も無く。
B地点でも、C地点でも
E地点でも・・・この辺りでどれがどの地点の写真か怪しくなっています。
蜂に襲われないようにタオルを頭に巻いて、夫と息子はどこにでも入っていきます。
ヒラタクワガタと、ミヤマクワガタに会ったそうです。その後、この奥の池で、かっぱにあったそうです?
魔弾の射手に答えて、鳥が鳴いたり、オニヤンマが快調なスピードで飛んでいったと思ったらまた帰ってきたり、彼らは縄張りを持ち、その中の同じ経路を同じテンポで行ったり来たりしています。
一箇所おまけ、ここは、街の中の最後の森。虚空蔵谷。
静かな休日でした。
ピアノのNさんと第3ビルの地下二階のRHYで待合せて、練習。
「前回だいぶ遅かったので、prestを112のテンポでやってみようと思って。」
「えー。大丈夫かな?一回やってみましょうか。」
「ちょっと、私が怪しいけど」と私が言うと、
「うーん。行けますね。やりましょう。」
Nさん、いつも、振り回してごめんなさい。でも、やってくれるって信じてました!
本番は、まあまあ無事に終了。
会場でお久しぶり、Iさんに会ったのでお茶して帰りました。
甘党のIさんが頼んだのは、パフェ。巨大なバナナがのっていました。
私の唯一の弱点バナナ・・・頼まなくて良かった。
Iさんが、サンキョウのA足フルートを買ったと聞いていたので、早速見せてもらいました。
長い。
「ここで、吹いたらだめですよ。」そりゃそうです。でも吹いてみたい。
ただキーが一つ増えるというだけで、足部管がこんなに長いことになっています。
低音に行くほど幅が広くないとだめですから。
Hの下は、Aisレバーの下にキーが余分についていて、それで操作します。
アルトフルートは、Gまででますが、管が太くなるのでアルト独特の太い柔らかい音になりますが、これは、フルートの音でAまででます。
重心が右によっているので、長く吹くと疲れるそうです。
私が持たせてもらった感じでは、重量はゴールドのフルートぐらい。
アルトフルートよりは軽い。
確かに、右手による感じがしますが、慣れれば、そう不都合はない感じです。
Aまでふけるとヴァイオリンの曲がそのまま演奏できます。
これは魅力的です。
甲東園の駅前に植わっていた木。白いのは花ではなく豆のようなもの。
探しましたが、なんの木かはわかりませんでした。
今日は一日練習。
ミニョンのテンポを一日で、80から112まであげます。
メトロノームで1ポイントづつあげ、112まできたあと、117まであげます。
必要なのは112ですが、それを超えてやっておくとスピードが怖くなくなります。
美しく、滑らかに演奏できるまで、何度も、何度も。
ゆっくりから、だんだん早く。
それだけ。
魔法はありません。
それから、身体を柔らかくしておくこと。
力の使い方を考えます。
大地を踏みしめて立つこと。膝を柔らかく、脊椎を使って立つこと。
筋肉をできるだけ、フリーな状態にして保つこと。
柔軟体操やって、吹いて、また柔軟体操。
人から見ると、完全に変な人です。
まあ、なんとかなるでしょう。
台風の被害が各地に出て、日曜日午前中、実家でレッスンがあったので車で出ましたが、出ている間に夫から、写メ。
表の道路、水が出て、3軒隣まで縁石越えた。とか、裏庭が浸水5cmとか、裏の藤本川が後20cm。・・・よくわからない画像がありますが、昨年二度ガレージ浸水したので、ドキドキ。よく観察して備えなくてはいけません。
今日は甲東園、ピアノのNさんと最後の合わせ。
タファネルのミニョンのグランドファンタジー。
16分音符の後の頭抜きの6連譜。ピアノの4分の2の上に乗る16分の12は弱起。
このフランス人が大好きな華麗で軽妙なリズムは、日本人の天敵です。
私も、しっかりこの罠にはまってしまって大変です。
数えれば数える程、おかしくなってきます。
そして、同じ形の3連譜が7回とか、16分音符二個、同じ形の繰り返しが6回とか、同音を23回・・・何回やったのかわからなくなってきて、1回多かったり、少なかったり。
Nさんはにっこり笑って、「この曲をするの初めてですか?」・・・!!すみません。すみません。と心の中で大謝り。
「何年も前にやってリズムに乗れなくて、ひどい演奏してしまいました。」
「今回はリベンジ。」のつもりが、その時のトラウマが再燃。
本番はあさって。
返り討ちに合いそう。
明日は、一日缶詰で練習します。
帰りの阪急電車から、神崎川も増水。
本番前にも練習することになり、梅田に寄り、部屋を取りに行きました。いつものドルチェ楽器さんはお盆休みと断られ、ジークレフに行ったら、満室。
「困った。」で、思いついて同じビルに入っているササヤ楽器さんに行って、クーラウを一冊買って「このへんで貸し部屋をされているところは、ご存知ないでしょうか?」
と、聞いてみました。
「アール・エイチ・ワイさんかなぁ。第三ビルの地下二階にありますよ。」
「ありがとうござます。」と行こうとしたら、「ついでがありますから。」と、女性店員の方が案内してくれました。
本当に助かりました。感謝です。
部屋も空いていてその場で予約しました。
第三ビルから淀屋橋なら歩いても近い。久しぶりに歩いて淀屋橋まで帰りました。
途中、大江橋から見たところ、やっぱりここも増水中、本当に危なかった。
福山に下宿している次男が夏休みで帰ってきました。お土産はきびだんご、何故か3箱もある。岡山白桃ミルフィーユ、ばら一輪、後、レモンケーキだったかな?というなにか。下宿の近所のおいしいパン屋さんのパン数個。
福山市は広島県ですが、岡山に接しているだけではなく、以前は一つの国だったそう。7世紀頃に吉備の国を備中、備後、備前に分けたそうです。また、福山市、府中市、尾道市は広島市と離れて岡山経済圏だったこともあって、岡山との結びつきを感じる人が多いそうです。
実際、居酒屋の店主は「わたしらは備後の国の文化圏だから、広島とは少し違う。」とはなされていました。
そして、なぜか、県民性などまだほとんど何も知らない次男のお土産も岡山名物が自然に入っているのでした。というか、岡山の方が多すぎ。
「きびだんご、うまい。」自分で食べるつもりのものもあるようです。
今夜は認知症の父を夕方から見る日。
ところが、お土産は持って来るのをわすれてしまいました。また今度。
福山にいる間に20歳の誕生日を迎えた次男に、
父も「きたんか。」とうれしそう。
「お酒、飲むか?」
「ほろよいしか飲めんからいいよ。」
「ビールは?」
「苦いから嫌い。」
「焼酎は?」
「甘くないからだめ。」
「お前、変わってるなぁ」
「そーなんだよなぁ。結果アルコール弱いって残念なことで。ポリポリ。」
深夜、帰宅すると今度は夫が「ビール飲むか?」
「そんな苦いもんいらん。」と次男。
成人した息子と酒を飲むという儀式は、今日はお預けのようです。
夏の食卓、オクラと豆乳の冷製スープ、キャベツと人参のピクルス風、きゅうりとなすの浅漬け、みょうがとシソ和え、カブとズッキーニのソテー、カブの葉としめじのバター蒸し、鶏胸肉のフライ枝豆とバジルとトマトソースがけ、レタス。
Mさん、Gさんといろいろ製作会。朝から、うちに来てランチもうちで食べて一日こもって製作。
Mさんが作ってくれた割烹着をピアノのSさんに見せたら、「私も一枚欲しいなぁ。」というので、Sさんも呼んで布を選んでもらいました。
Mさんが見本の割烹着を見せると、「これ、かわいいわ。」値段を聞いたら「2枚もらうわ。」ということで、ご注文。
Gさんと私はその間、クリスマスコンサートで使う絵本の製作。
冬景色、森の中の小さな家、暖かいリビング、台所、屋根裏部屋の子どもたちの寝室。
雪遊びをする子どもたち、そり、古風な形のゆりかご。キルト。
イメージを得るために、ネットで調べてみたら、ゆきの景色や、そりというものを全くわかっていないってことがわかりました。
たくさんの絵を集めて、できるだけイメージを膨らませないと、とても描けません。
午前中いっぱいこれだけにかかってしまいました。
ランチを食べて、また製作していると今度はYさんがアイスを持ってやってきました。
「何が手伝いましょうか?」なんていい人なんでしょう!
しかし、とりあえず、まだちょっとないので、割烹着を見せてみると、「かわいい!私もお願いします。」
ということで、一枚ご注文。
Mさんは着々と、型紙をあてて布を切って、アイロンをかけて、作業を進めていきます。
その横でようやくGさんと私は、色塗りの準備。
といってもまだ下絵ですが。
2枚の冬景色の下絵を描いたところで、時間になりました。
やっとクリスマスまでに間に合うようなきがしてきました。
日曜日、ピアノのSさんが通っているピアノ教室の発表会に出かけました。
場所は交野の星誕音楽堂。
ここは初めてですが、外構は日本家屋ですが、中に入るとコンクリートの打ちっぱなしと木の床がマッチした洗練されたデザインのホールです。
T先生の生徒さん子どもたちから、大人まで、一つ一つよく音を聞きながら丁寧に演奏されていました。
いいなぁ。と思ったのは、生徒さんみんなカードを配られていて、そこにお互いの講評を書き合うことです。
「綺麗な音をありがとう。」とか、「目標にします。」とかお互いを励ますような言葉が並んでいます。
贈られる方もいいですが、これを書くために、ほかの人の曲を意識的に聞けることがいいです。
とても勉強になりました。
ピアノのNさんと伴奏合わせ。お久しぶりです。
枚方を8時半に出ましたが、その時点ですでに30度超え。
甲東園に着くまでに大汗かいていました。
甲東園にガレージでキウィを育てている家があります。
ウチでも、夫が育てようと植えていますが、まだ植えたばかりで背丈までもありません。これを見ると、りっぱだなぁと関心するばかりです。
曲はタファネルの「ミニョン」のグランドファンタジー。
J・S先生にアドバイスいただいて、歌口に深めに唇を当てることにしましたが、そのおかげで、唇とマウスピースの距離が縮まり、レスポンスが良くなり。無駄な空気漏れが少なくなったので息が有効に使えているような気がします。
しかし、この位置で吹くと、先生も言われていましたが、音程が低くなりやすい。
それを解決するためには、チューナーで音程を確かめながら吹く練習をすること。
あれからずっと、やっていますが、まだ完全になれてはいず、油断すると下がります。
音程を気にしながらの合わせです。
Nさんは、いつも通りぴったり付けてくれます。
私はまだ間奏などが、ちゃんと入っていず。数えながら待っていたら、早く入ってしまったり、遅かったり。
曲を全体として捉えないとだめですねぇ。
何回かやっているうちに入れるようになってきました。
一人で吹いていてできてても、伴奏が入ってアンサンブルとなった時にちゃんと吹けないとできたとはいえません。
相手の音を聞いて、なおかつ、自分の演奏をする。自分の演奏をしながら、相手の音を聴く。
一人で演奏していると、わからないことがわかります。
相手があるから自分がわかる。
相手を遅く感じると、ここは自分は早く演奏したかったんだ。とか、あっさりしているように感じると、自分はもっとゆっくり演奏したかったんだ。とか。
自分一人で演奏している時でも、わかったような気になっていますが、相手がいることによってより明確になります。
そして、そこから言語化が始まること。言語化されることが、共有する第一歩。
自分のやりたいことと、相手のやりたいこと、作曲家のやりたいこと、お客さんが聞きたいこと。
バランスが大事。
芸術は、社会との共通項がないと存在しません。しかし、共通点だけだとやはり芸術とは言えません。
しかし、表現である以上、どんな専門職であっても人々に開かれていることが条件です。
それには、自分が自分を聞けること。それから、相手を聴く、そして人々。
Nさんがちゃんといろいろなことを言語化してくれるので、本当に助かります。
おかげで私も気づくことができます。
本番まで後1回。
楽しみです。
今日は、ピアノのTさんと絵本の音楽を考える日です。
前回、冬の凍てついた町の様子を表す音楽にボロディンの弦楽4重奏の中から「ノットゥルノ」を考えました。
演奏してみると、少し場面には長いので、初めの21小節だけを使い、次の場面に行くことにしました。
次は、家族で夕飯をとる暖かい包まれるような音楽に、フォーレのドリーから「ベルスース」
食後のゲームやおしゃべりは同じドリーから「MI-A-OU」
ピアノ4手の楽譜からフルートに起こしましたが、雰囲気はバッチリ。
しかし、ベルスースは少し工夫が必要なので、もう一度楽譜を手直しすることにしました。
それから夜の空気、ドビュッシーの「小さな羊飼い」、寝静まった夜はシューマンの「トロイメライ」。
夜が明けてクリスマス。これはビバルディの「ごしきひわ」の3楽章。
問題は、次に持ってこようと考えていたロジャーズの「Bewitchd」
おばあちゃんと孫の対話にと考えていましたが、今日改めてやってみると、少しテンポが落ちすぎて大人びています。あれこれやってみました。
「チリビリビン」暖かい空気はありますが、展開部で立ち止まった感じ。「ファッシネイション」これは、暖かいけれど、少し現実離れした感じ。
ワルトトイヘルの「スケーターズワルツ」これは単純だけれど、スピード感があっていい感じ。これにしました。
外で遊ぶ音楽には、シュターミッツのコンチェルトの3楽章。初めの方を演奏してみると、オケとフルートソロのやり取りで同じフレーズの繰り返しになって、おもしろくありません。
グラジオーソはスピード感がないので飛ばして、最後の変化が多いところを使います。
これはなかなかいい。
暖かいお部屋に帰った場面は、ルビンシュタインの「ヘ調のメロディ」
家の外では冷たい風が吹いている場面は、初めに使ったノットゥルノ。
しかし、最後に来て終わり方があっさりしています。
もう少し長いエンディングが欲しい。
またまた、宿題になりました。