音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

レッスンデイ

2017-03-17 18:55:47 | フルートレッスン

実家の梅。
満開を通り過ぎました。
金曜日の朝自宅で1人見た後移動して、夕方、実家でレッスンです。

朝、バッハのシチリアーノ。
シチリアーノとは、8分の6のシチリア地方の舟歌のリズムのことです。

Sさんに合わせてピアノのパートを演奏しました。
右手のパートは16分音符で動いていますが、それだけでもメロディと言えるような動きをしています。

この16分音符とメロディの絡みあう動きが、バッハです。

午後、実家で、レッスンのNさんは、シューマンのトロイメライ。
リングキーに変えて3か月。
トロイメライのはじめ低音のCをしっかり押さえて吹くのが大変でした。
ついでに、薬指や小指が伸びがちな構えも、なおすことにして、大改造が始まりました。
今日は、だいぶ良くなって来ました。
それにプラスして、音色、音程、ニュアンスも気をつけて吹けるように頑張りました。ゆったりと、吹くこと、シューマン独特な調性のマジック。などなど、吹けるようになって来ました。後もう少し!

Mさんは、楽しい農夫。
お腹を使ったアクセントにチャレンジです。舌を使わずにfu fuで、音を切る練習をしてから、tuと舌を使います。
ウォーミングアップしてから、曲の中で使います。
メロディの間で出てくるのは難しいけれど、何度か練習して吹けるようになりましたよ!

今日最後は、Bさん。
ドボルザークのユモレスク。
民俗音楽を取り入れたドボルザークは、リズム感覚が、所謂クラッシックと少し違います。
スラーで繋がった2つの音は後がデミュニエンドで抜けるのがスタンダードですが、拍頭にある後ろの音に向かって少しクレッシェンドした方がこの曲らしくなります。

みんな、以前より成長していてとても嬉しいです😃


ピッコロ奏法

2017-03-16 21:07:12 | フルートレッスン

月曜日.Mさんが来て、一緒に手作り市に出品する作品を作りました。

Mさんの息子が、小学校でべっこう飴の作り方を教わってきたので、Mさんが家で再現。

お砂糖と水を混ぜ、レンジに入れて、型に流し込むと、こんなに可愛いべっこう飴ができるそうです。
素朴で懐かしい味でした。

ピッコロを吹くとフルートより小さな歌口に細くて長い息を入れることになります。

小さな穴の縁のより小さな音の出るポイントに息を当てようとすると、当然ながら、息を効率良くポイントに当てるために、息を細く絞り狙います。

細い息で当たれば音がポーンと飛んでいきます。

ピッコロは小さいので、当たらなければ、全く音が出ません。

しかも、息はフルートに比べて少しでいいかといえば、密度が高まるだけで量は変わらない気がします。

自然とお腹を使って、息を吐くようになります。

フルートに持ち替えると、ホールが大きくなるので、音のなるスポットに虫眼鏡を当てたような感じで吹けます。

息が効率的にスポットに当たるようになるので、ブレスが長くフリーに使えます。

小さなこどもは、指が届かないのでピッコロで始めると、フルートに変えた時により簡単に音が出ます。

最近、その方法で初めてプロになったらしい人の演奏を何回か聴きました。
素晴らしい音ののびです。

これをもう少し研究したいと思います。



知恩寺手作り市

2017-03-15 21:34:48 | 手作り

今日は15日。
知恩寺の手作り市です。
いつも一緒に行くGさんは、長女に赤ちゃんが生まれるかもしれないので今日は欠席です。

mさんと2人。
朝から遅刻。9:30待ち合わせと勘違いしてました。ごめんなさい🙏
ホームの待合室に移動しててもらいました。
久しぶりに走りました。
20分遅れで出発。

今日の京都は、 降ったり止んだり。
空は晴れていても、シャワーのような雨が時々降って来ます。

お寺の地面はぬかるみ。
ぬかるみ用のブーツ、晴雨兼用傘、軽めのカバンで装備は万全。

真っ先に行くいつものお店。
もう人だかりがしていました。
新柄もたくさん入っていました。
mさんは猫柄のバッグ。
私はこれ。

念願のまち付き、横向き。
やっと手に入れました。
さて、ここからはぶらぶら。
前買ったお皿を買い足そうと、私もごひいきのお店に行ってみたけれど、「ごめんなさい。今日は持って来てないんです。釜が小さいから、お皿はあまりたくさん焼けないんです。」手作り市ならではのあるあるです。


寒桜がきれいです。
雨のせいで店も人も比較的少なくゆったりと見ることができました。

見終わったら、祇園四条まで京阪で出て、

鴨川を渡り、オーパのブックオフへ。
ここに寄るのは外せません。
子ども向きの音楽ワークブックを手に入れました。
この辺りで、昼食を京都で取るのは諦め、余った時間で野村テーラーへ。
生地を見てみます。
手作り市に出ていた布もあります。
原価を考えると、みんな厳しい値段をつけてるなぁと思います。
手作りも簡単な世界ではありません。
それでも、いいものを作って店頭に並べているのを見ると、元気が出て来ます。


今日のお買い物。

紅玉とナッツのタルトケーキ。
福山から就活で帰って来た次男と食べました。
美味しかった!



3月子育てサロン

2017-03-14 21:47:36 | 子ども
今日は子育てサロン本番。
朝、出ようとしたらメール。
スタッフの1人が、熱を出して欠席。
卒会記念の製作には、子どもの写真をその場で撮って現像して渡すので、撮影と現像に人手を取られる上、製作にも担当がいります。
保育をする人が少ないと子どもの安全を保障できません。

ドキドキしていたら、社協さんが、男性2人で来てくれました。
助かりました!
しかし昨年、男性がだめな男の子がいて泣かれて困りました。
大丈夫かな?

電子ピアノのビブラフォンで朝から来てくれた親子を迎えます。
春の子どもの歌で、チューリップ、ちょうちょうなどなど弾いていたら、初めにやって来たのはお父さんと1歳の男の子。

長くサロンをやっていますが、平日の朝とあってお父さんが参加されるのは初めて。

夜勤明け、「女性ばかりですかね。ちょっと緊張します。」おっしゃってました。

が、社協さんが男性同士で世間話し。少し緊張がほぐれたようで、ラッキーでした。

Oさんがカメラを構えて、Mさんがカメラの横でぬいぐるみを「こっちだよ。」と振ります。
すると子どもがぬいぐるみに向かってにこっと笑います。そこをパチリ。

それでも、しかめっ面の子どもは後で写すことにして、着々と写していきました。

サロンの歌を歌ったら、製作。

材料を配ったら、「かわいい!」「すごい!」と、お母さんたちから声が出て、心の中でVサイン!

人数は、多かったけれど、子どもたちが落ち着いていたので、ゆったり製作できました。



最後は、卒会する子どもたちの写真を撮ってさよなら三角。
保育園や、幼稚園でがんばってね。
また、会いましょう!



お土産

2017-03-13 21:38:09 | 日記
夫が徳島出張から帰って来ました。
生のわかめとメカブのお土産。
茶色のわかめをお鍋に入れた瞬間に、緑色に変わりました。

メカブは、春先の短い間しか食べられない味だそうです。
肉厚で、ヌルヌル、コリコリしたメカブは、食べたことのないほど、旨み成分がたっぷりでした。
徳島ならではの旬の味ですね。

もう一つはフィッシュカツ!

「ケンミンショーでやっていたから、一度食べてみたかった」と夫。

徳島は父の故郷で、数年に一度位帰っていますが、知らなかった。
と言っても、山川町、信濃川の上流で山の中、秘境と言ってもいいところなので、フィッシュカツは無いかも。

その昔、田舎に帰る時には、フェリーに乗ってかえるのですが、大混雑のフェリー乗り場で列に並んでいると突然、父を見失い、
「もう。お父さん!こどもほっといて、どこいったんやろう。」と母があきれて探していると父がちくわを食べながら現れます。
「ほれ!」と私たちに差し出し、みんなでちくわにかぶりつきながら、フェリーを待ちました。

父と大きなフェリーと混雑した港と竹ちくわの味が、私の記憶に強く結びついています。


今は橋を渡って帰るので、竹ちくわも道の駅やドライブインで買うようになりました。
記憶の中の竹ちくわは、もっと肉厚で大きかったと思うのは、私の身体が小さかったからでしょうか?
紛れもなくあの時の味なのですが。












ボワモルティエ

2017-03-10 23:24:09 | 名曲

大池に水が戻っていました。
といっても、半分は地面が見えています。
今日も寒かったです。

しかし、実家の梅もいよいよ咲いていました。

黄梅も

揃い咲き。


ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ
Joseph Bodin de Boismortier, 1689年12月23日 ロレーヌのティオンヴィル - 1755年10月28日 ロワシー=アン=ブリ

フランスで、初めてイタリア風の作曲をした人。
たばこの王立専売公社でたばこを作っていて、妻の父は金細工商。
庇護者無しで、作曲だけで食べていけた初めての人です。

フルートの曲も多く残しています。
食べていけた要因は、声楽曲をたくさん書いたからではないかと思います。

教会には必ず合唱団があり、教会はどんな田舎にもあります。
興行が成り立ち出していたオペラを作曲していたこともあると思います。

ボワモルティエは、褒められると、「私は儲けさせてもらっています」
と、応えていたそうです。

そんな応えが、信じられないほど、ボワモルティエの曲は、美しいです。

最後の製作準備とミニ音楽で遊ぼう!

2017-03-09 21:08:38 | 音楽で遊ぼう
月曜日、サロンの製作準備最後の仕上げ。
Yさんが、宿題のフォトフレーム用の厚紙を切って、両面テープを貼ってきてくれました。
前夜、夜なべして分別したお花と一緒に
Mさんと私で袋詰めに。

OさんとYさんは、会計処理。
年度末です。

今年度は、参加者が増え、予算を使い切り、少し足が出てしまいました。
来年度は、予算増額をお願いしようと、2月のミーティングの時に話し合っていました。

さて、

フレームとお花。

コルクボードに広告紙を挟んでダンボールに詰めました。

見本。

お母さんとこどもたちには、お花をつけて、フォトフレームに絵を描いてもらいます。
来てくれた子どもの写真をその場で撮って入れて出来上がり!

今回は午前中で終わりました。
午後から、2歳児を保育しました。
生まれて数ヶ月から、時々保育させてもらっています。

おしゃべりもいっぱいできるようになりました。
積み木であそぶと

お顔ができたと見せてくれました。

竹の横笛を2本持って来ていて、吹いてみると、前はくわえてしまったけれど、今回は息を吹き込みます。

すごい成長です。
それに、他のおもちゃは、すぐ飽きてしまったけれど、私に何度でも吹いてと頼み、自分も真似して吹こうとします。

私が途中でやめようとしても、許してくれません。
簡単に音は出ないけれど、お母さんが帰ってくるまで、なんと20分もふーふーしていました。

こどもって、できないこと、わからないことがあると、ずっと取り組みたいのですね。
私もパワーをもらいました。

子育て支援者ワークショップ

2017-03-08 22:33:47 | 子ども

庭の花かんざしも、咲いてきました。
陽当たりの良い方向にだんだん寄って来て、鉢からはみ出していきます。

今日は、久しぶりに子育て支援者講座に参加しました。
時間が合わずなかなか、参加できません。

半分はワークショップ。
ここに来た理由を、1人ずついいました。
私は、自分の子どもが小さな頃、アトピー性皮膚炎で、おやつや、食事制限が多く、
友だちに預けても、迷惑かけるのではないかと心配。
両親でさえ、おやつに「なんでもたべれるでしょう。」と、疑われ、誰にも預けることができなかった。

友だちも、一緒に遊ばせることはできても、目を離して預けるということは、難しかったです。

ひどい時は、夜も痒がって寝ない、寝ないので私も寝られない。
母乳も腸の壁が敏感になりすぎて、栄養を吸収することができなく、飲ませても飲ませても、お腹が減っていて、泣きます。

食事も、オッパイにアレル源がでてはいけないので、自分もいきなりの制限食。
たべられるのは、野菜とお豆腐、調味料はカビが出たので、発酵させたものはダメ。
塩とハーブだけ。

寝不足で朝だか夜だか、自分でもわからなくなって、世界がずっと灰色に見えました。

6歳で幼稚園を探すと、給食替わりに、お弁当を持たせてもいいですか?ときくと、「こちらに通われる保護者全員が賛成したらいいです。」と断られ、やっと公立の幼稚園に入園を赦され、懇談で先生に「お母さん、本当に大変だったでしょう。しんどかったね〜。」と、言われた瞬間に、涙がバーッと…。

自分でもびっくりしました。
友だちもいるし、親も助けてくれてる。
全て満足というわけではないけれど、大丈夫やれてる。と、思っていたのですが、自分が思っているよりは、つらかったようでした。

その時に思ったのは、「こんなぐらい大丈夫」なんて思っている限り、誰も子どもを預けることなんてできない。

親や家族が頼れない時もあるし、自分も子どももいつも健康とも限らない。

何もかも外から見て揃っていても、いろんなことで心が傷ついて笑えない時もあります。
少し預けて、笑顔で子どもと向き合うことができれば、その方が子どもにとっても幸せなんじゃないか。

自分は大丈夫っていう人もいていい、でも、いろんなことで、大変な人がいるということも、少しでいいから頭の片隅に置いていて欲しい。

それで、うらやましくなったり、怒りたくなったら、それは大丈夫じゃないってことだから、どうか自分を幸せにしてあげて。

助けてっていうことは、負けることじゃない。助けてあげることは、勝つことでもない。
助ける人が上で、助けられる人が下なんて決めるのはおかしい。
役割は変わっていく。今は私は余裕があるから、助けたい。でも、私も助けてもらうかもしれない。
「助けはいらない。」と無邪気にいうことで、助けがいる誰かの口を塞いでしまうことがあるかもしれない。

だから、私はお母さんたちの居場所を作りたいし、私も助けられたい。
そんな感じ。


梅の花とピッコロ

2017-03-07 21:09:26 | フルートレッスン

実家の枝垂れ梅。

まだ、こんな感じですが、うちの家の近くの梅

満開。

みごとです。
今日午後にきた4歳のRさん。
「車の中から、すごい梅みた!」
と、教えてくれましたが、すぐにどこの梅かわかりました。

梅の歌はないので、チューリップを歌ってくれました。

そのあと、梅の木も描いてくれました。

今日は、横笛の他に、ピッコロの頭部管をストローを使って吹いてみました。
すぐに音が出ましたよ。

その続きで口を当ててみると、音がすぐに出ました。
なかなか音は出ないものですが、いい音が出ました。
Rさんピッコロが気に入ったみたいです。

I先生のマスタークラス

2017-03-06 21:49:24 | レクチャー、マスタークラス
土曜日は、I先生のマスタークラスでした。

ピッコロを手に入れようとお願いしていました。
4本用意して下さっていて、並べて吹いて頂いて、いいものを選びました。

パールのPFP165ES
パウエルがよかったけれど、価格が、3.5倍。
同じ価格帯の中でもよくなるものを選びました。なんでも欲しいものが買えるわけではありません。

さて、マスタークラス。
Fis durのロングトーンから
ヴィブラートを音を消す寸前までかけること。美しい音で音の入りから、消えるまで吹くこと。
スケールは、AisとHが並んでいるので、Aisは、Aisレバーを使うこと。
人差し指を寝かせるように移動します。
高音のFisは、Aisレバーからの移動がやりやすいように、薬指をつかいます。

アルペジオ
高音のAisの右手Dトリルキーは、人差し指を立てて押さえること。

高音の隣りの音同士の運指は、なめらかに指を上げすぎないで行うこと。
EとFisの運指は、音程のために薬指で行います。
高音のGis Gをやっていると、先生が、私のフルートのGisキーを押して、位置を上げました。
少し低いので指がバタバタするからです。

DIs moll
スケールは、Aisレバーですが、アルペジオの上線1のAisは、次のDIsとの関係で、クロスフィンガリングになるので、人差し指か、ブリジアルキーを使うこと。

ガリボルデイの16
アウフタクトDとHを滑らかに繋ぐこと、付点8分音符は、dim.
3連符は、明確に。
小さな装飾音符もタンギングをはっきり。
スラーを滑らかに。


レッスン終わって、1人飯。
今日は、トリオ練習の約束があるので、軽く早く食べました。