1959年の作品だ。
炭鉱不況、そんな時代があったのだ。
時代が変わるとき、誰かが犠牲になるが、やはり底辺の生活者が一番きつい。
父親を亡くした4人の兄弟姉妹の物語。
10歳の少女の日記をもとに作られた映画だ。
炭鉱のストや、事故、首切り、そんな誰も貧しい炭鉱の町で
父母を亡くし、兄と妹は、よそへ働きにでて、小学生の二人で
親戚や知り合いの世話で生き抜く。
特に後半、いたたまれなく家出をし、住み慣れたところへ帰ろうとする二人のあっけらかんとした生へのバイタリティに感動する。
貧乏の描写だけに終わらない今村の温かい目が光っている。
子役二人は喝采ものだ。
組合とか、朝鮮人とか、当時のひずんだ世界がそのまま描かれ、違和感があるがそれも、時代だ。
少年が夢を抱いて東京へ行くが、警察に連れ戻される。だが、東京が人が多くて、やっぱりここがいいと言わせる。
炭鉱不況、そんな時代があったのだ。
時代が変わるとき、誰かが犠牲になるが、やはり底辺の生活者が一番きつい。
父親を亡くした4人の兄弟姉妹の物語。
10歳の少女の日記をもとに作られた映画だ。
炭鉱のストや、事故、首切り、そんな誰も貧しい炭鉱の町で
父母を亡くし、兄と妹は、よそへ働きにでて、小学生の二人で
親戚や知り合いの世話で生き抜く。
特に後半、いたたまれなく家出をし、住み慣れたところへ帰ろうとする二人のあっけらかんとした生へのバイタリティに感動する。
貧乏の描写だけに終わらない今村の温かい目が光っている。
子役二人は喝采ものだ。
組合とか、朝鮮人とか、当時のひずんだ世界がそのまま描かれ、違和感があるがそれも、時代だ。
少年が夢を抱いて東京へ行くが、警察に連れ戻される。だが、東京が人が多くて、やっぱりここがいいと言わせる。