ひろの映画見たまま

映画にワクワク

トルコ映画「40」、40って何か意味があるのかな?

2011-11-13 13:22:59 | 映画
なかなかお目にかかることのないトルコ映画。

でも昨年11月大阪でヨーロッパ映画祭に出品されている。

劇場未公開。

4万ユーロの入ったカバンを巡って3人の男女の人生が描かれる。

金が絡んでいるだけに一面サスペンスアクションだが、それよりこの映画の特徴は、監督自身が語るように描かれる舞台のイスタンブールだ。

世界の交流点にあるトルコのイスタンブール。

そこは都市だが、整然と混雑が同居した不思議な世界だ。

危険を背景に、縦横にカメラが動き、

ドキュメンタリー出身作家らしく、見事に町の風景をえぐっている。

物語は、4万ユーロの大金が、移動して、そのことによって、喜びと悲しみと苦痛と。

そして追っかけが。

犯罪を犯す男の悲惨な生活が、アフリカから恋人に会いたいと出てきた男の移ろう生活が、病院で働く女の打算と失敗が!

十数年前、訪れたイスタンブールの煩雑さが懐かしい。
コメント (2)
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