ひろの映画見たまま

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映画「アントキイノチ」、早く繰り返し読むとアントニオ猪木、元気ですか?

2011-11-25 17:17:17 | 日本映画
さだまさしの同名の原作の映画化。

生まれつき吃音のある男性(岡田将生)が高校時代、山岳部でいじめにあい、殺人事件にも巻き込まれる。

遺品整理業に就職し、同僚として先輩(榮倉奈々)がいる。

二つの画面が交互に描かれ、死というものについて考えさせられる。

遺品整理は、家族に見放された人たちの死後の整理で、つらい過去があぶりだされる。

高校でのいじめは、飛び降り自殺と、山での遭難事故へとドラマは発展する。

一方、女性は同級生にレイプされ、妊娠するが、レイプされた方が悪い的な処理をされ心に傷を負う。

そんな二人が、いつしか心を通わせつるようになる。そしてデート。ラブホに行くが、そこで結ばれることはない。

考えさせられ、涙を誘うシーンも多いが、どこか無理がある気がして、すんなり評価できない映画だ。

前半は遺品整理業を描いて、「おくりびと」の向こうを行く映画かと思ったが、むしろ、傷ついた男女の物語になっている。
コメント
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