ひろの映画見たまま

映画にワクワク

イギリス映画「ルートアイリッシュ」、イラク戦争の、もう一つの真実!

2012-04-30 14:21:22 | イギリス映画
おススメ度 ☆☆☆

軍隊ではなく、民間で請け負う戦争処理会社の事件である。

題名の「ルートアイリッシュ」は、バグダッド空港と市内の米軍管理区域グリーンゾーンへの道で、2007年当時最も危険とされた道路である。

映画の主人公(ファーガス)の幼馴染で無二の親友(フランキー)が、ルートアイリッシュで、犠牲になりその葬儀の場面から映画は始まる。

ファーガスは、その死が不可解であると調査を始めると、預けられた携帯から、真実が見えてくる。

ミステリー的に物語は進行し、一方、二人の友情、フランキーの妻との心の交流など物語は膨らむが、コントラクターと呼ばれる民間の軍事会社のイラクでの暴虐があばかれ、さらには、主人公の暴虐的な性格からさらなる悲劇へと突き進む。

結局、被害者はイラク人であり、救い難いラストとともに、監督ケン・ローチは訴える。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする