ひろの映画見たまま

映画にワクワク

映画「海洋天堂」、自閉症の子と父の物語!

2012-04-21 15:38:47 | 中国映画
おススメ度 ☆☆☆
     ハートフルな作品好きな人 ☆☆☆☆

ジェットリーといえば、香港のアクションスターだ。ただ、ちょっと小ぶりでよく大漢を相手にするものだと感心したものだが、その彼が普通の人を演じる。

「海洋天堂」の天堂は、天国のことか?

21歳の自閉症の息子を抱える父親。母親は、息子が自閉症と分かったころ亡くなった。

父親は、水族館の電気係というか、設備面を担当している。

冒頭、二人の男性が、手足を縄で結わえて、大洋に浮かぶ船から落下する。無理心中だ。

父親はがんを宣告され、余命いくばくもない。自閉症の息子を父親なしで生きていけるかと考えたのだ。

だが、水泳の特異な息子は、縄をほどいて生きてしまった。

それから、父親の息子に対する生きるための特訓が始まる。

監督自身、自閉症施設で長年ボランティアしていたおかげで、自閉症の息子を巧みに描いている。

周りの人々の温かい支援もあり、ハートフルな物語となった。

父親には、隣の女性が、子供にはサーカスの女性が、それぞれ恋愛対象となり、すがすがしい、愛の物語でもある。

コメント
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