1957年作品
当時の花形、中村錦之助が源氏九郎を演じ、大立ち回りの時代劇です。
外人が出てきたり、鉄砲が出てきたり、江戸末期の話のようだ。
当時大衆文学の花だった柴田錬三郎の原作、3部作の2作目。
東映は当時、新興の映画会社で、中村錦之助、東千代介全盛時代、少年向けの映画が多かったが、この映画は大人向け。でもチャンバラには変わりはない。
監督の加藤泰は後やくざ物でも力を発揮しているが、そつなくこなしている。
山田洋次が、喜劇編で採用しているように、コミカルなシーンも多い。
源氏九郎は源氏の末裔で、ここでは白狐二刀流を使い、その立居振舞のかっこよさで見せてくれる。
源氏の隠し金があるとのことでの大騒動だが、金目当てのものが寄ってたかって源氏にあやかろうとするが、最後は、観音様の慈悲を学ぶことに。
しかし当時の剣戟は、切っても血は出ないは、源氏に至っては、その白装束が汚れることすらない、要は様式美なのだ。
当時の花形、中村錦之助が源氏九郎を演じ、大立ち回りの時代劇です。
外人が出てきたり、鉄砲が出てきたり、江戸末期の話のようだ。
当時大衆文学の花だった柴田錬三郎の原作、3部作の2作目。
東映は当時、新興の映画会社で、中村錦之助、東千代介全盛時代、少年向けの映画が多かったが、この映画は大人向け。でもチャンバラには変わりはない。
監督の加藤泰は後やくざ物でも力を発揮しているが、そつなくこなしている。
山田洋次が、喜劇編で採用しているように、コミカルなシーンも多い。
源氏九郎は源氏の末裔で、ここでは白狐二刀流を使い、その立居振舞のかっこよさで見せてくれる。
源氏の隠し金があるとのことでの大騒動だが、金目当てのものが寄ってたかって源氏にあやかろうとするが、最後は、観音様の慈悲を学ぶことに。
しかし当時の剣戟は、切っても血は出ないは、源氏に至っては、その白装束が汚れることすらない、要は様式美なのだ。