ひろの映画見たまま

映画にワクワク

日本映画「桐島 部活やめるってよ」、高校生の話です。

2013-01-09 15:45:22 | 日本映画
おススメ度 ☆☆
   新鮮な映画好き ☆☆☆☆

タイトルの桐島君は映画には登場しません。

そして、高校の放課後、「桐島君が部活辞めた」という話が、伝言式に広まっていく。

いっぽう、映画部は、先生の指導で準優勝までいったので、次頑張ろうとなって、先生の脚本でなく、自分たちの映画を作ろうと動き始める。

学校には、いろんな部活があって、それぞれ違った部活に参加している。

桐島君は、バスケット部所属で、頭もよく、友達も多く、彼女もいて、部のキャプテン。

で、金曜日。

金曜日の出来事が、立場の違った目線で描かれ、同じシーンが別角度から描かれる。

なんのことはない、普通の高校の日常が描かれ、特別な事件などない。野球部、サッカー部、バスケ部、バレー部、音楽部、映画部などなどの活躍が描かれていく。

だけど、桐島という存在が(映画では出てこない)未知のものとして、見るものを誘いこんでいく。

何気ない、女の子同士の会話とか、それがなぜか、的を得ていて、どきっとさせられる。

最初、桐島がいつ出てくるかの興味で映画を見ていたら、全然出てこなくてイライラしてしまった。

ここでこの映画からおいて行かれてしまい、のめりこめないまま、映画は突然終わってしまう。

登場人物が多いのと、会話が、日常的な速さで進むので、置いていかれるとしんどい。、というのは、画面の切り替えが早く、前後を考えているうちに話は進む。

批評家の評判はいいのだが、一般人にはどうでしょうか?

ただ、ゾンビ映画のラストは、突然映画的興奮に誘われる。ラストがいいと言われるゆえんだ。
コメント
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