ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「少年は残酷な弓を射る」、一種ホラー映画です。

2013-01-11 16:49:28 | イギリス映画
おススメ度 ☆☆☆
    変わった映画好き ☆☆☆☆

映画化が無理だろうと言われた主観的小説の映画化。

全編に漂う、不安感は何から出るのだろう。

冒頭から、ひらめく白いカーテンにかかる赤い液体。

玄関に赤いペンキで塗られた白い壁。

そして、イタリアでのトマトまみれのお祭り

赤が基調で何か事件が起こったことがにおわされる。

そして、鋭い目つきの少年のカットバック。

ヒロインのティルダ・スウィントンの顔が、不安でこちらまでイラつかせる。

これはある意味、ホラー映画だ。

望まれずして生まれた息子は、事ごとに反逆。

いうことを聞かない子供はいるが、ここまで、反抗的なことはない。

そして、彼が成年の目前で起こした犯罪。

救いようがないのだ、だが、ラストはラブストーリーめいた余韻が、これが良い方に向かうかは、これからだが。

写真はイメージで、このような画面はありません。
コメント
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