2011年にやっと劇場公開された映画、
それがいまになってやっとDVDでレンタルできることに。
昨年亡くなった若松孝二の助監督を務めた二人が脚本、監督を担当。
DVDに付属の特典映像で、若松孝二がこの映画について語っている。弟子たちの作品にご満悦の様子。
というのも、この映画、若松孝二の映画を想像させる異色作だからだ。
この映画の背景は、2002年の北朝鮮拉致事件。
そのことによって、差別を受ける在日朝鮮高校生。
そして、復讐に拉致問題講演会へ。薬品瓶を投げ込む。
ただ、映画は、それだけでなく、若き男女の不思議な関係を描き出す。
現実と幻想、これ若松の映画にもあるが。
そして、死を見つめる。
反日映画として批判を浴びたというが、たしかに
日本が、攻撃されるというジレンマ
でもそれはやがて世界へと広がる。
すなわち、復讐の連鎖をどこかで断ち切らなければというメッセージ。
この映画の制作者たちは、自分たちで資金をだし作った。小予算での映画のハンデは確かにあるが、言いたいことはよく伝わる。彼らが、今後も若松の後を継ぎ、いや乗り越えていくのだろうか。
それがいまになってやっとDVDでレンタルできることに。
昨年亡くなった若松孝二の助監督を務めた二人が脚本、監督を担当。
DVDに付属の特典映像で、若松孝二がこの映画について語っている。弟子たちの作品にご満悦の様子。
というのも、この映画、若松孝二の映画を想像させる異色作だからだ。
この映画の背景は、2002年の北朝鮮拉致事件。
そのことによって、差別を受ける在日朝鮮高校生。
そして、復讐に拉致問題講演会へ。薬品瓶を投げ込む。
ただ、映画は、それだけでなく、若き男女の不思議な関係を描き出す。
現実と幻想、これ若松の映画にもあるが。
そして、死を見つめる。
反日映画として批判を浴びたというが、たしかに
日本が、攻撃されるというジレンマ
でもそれはやがて世界へと広がる。
すなわち、復讐の連鎖をどこかで断ち切らなければというメッセージ。
この映画の制作者たちは、自分たちで資金をだし作った。小予算での映画のハンデは確かにあるが、言いたいことはよく伝わる。彼らが、今後も若松の後を継ぎ、いや乗り越えていくのだろうか。
