ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「クロワッサンで朝食を」、気難しい老婆と家政婦の物語

2013-08-26 16:48:06 | フランス映画
おススメ度 ☆☆☆

京都では今公開、それにしても、早朝開映40分前に並んだのだが、すんでのところで立見席、結局一番前で見る羽目に。

なんでこんなに、でも、東京でも同じような現象があったらしい。

まず題名がインチキ。まあ、老婆が食べる朝食はスーパーでなくパン屋のクロワッサンだからだが、なんとなくフランスの香りが。まあ、本場のクロワッサンは食べてみたいものだが。

客の大半が、老婆、まあ今の日本のばあさんは皆元気だ。

主演のジャンヌモロー、そんないい役者だったかな。まあ、官能的ではあったけど。

その、ジャンヌモローがわがまま老人を演じるのだから、適役だ。日本のばあさんたちも、この映画の主人公のようにわがままでいたいのかな。

それと官能といえば、いま劇中の老婆が頼りにしているのは、カフェを経営するちょっと前のツバメ。映画の中でも、2人がベッドでじゃれ合うさまが描かれる。これも、おばあさんたちのあこがれなのか。

それにしても、心の触れ合いというから、昨年の「最強の二人」を連想したが、そんな面白さはない。

この映画の主人公は、エストニアから出てきた家政婦。エストニア人のライネ・マギが演じ、最初の暗い感じから明るくなるまでしっかりと演じている。

冒頭、彼女のエストニアでの生活が描かれ、母親がなくなる。夫とは離婚しており、子供たちもそっけない。介護施設で働いていたつてで、フランス語ができるということで彼女に白羽の矢が。

でも着いて、老婆と二人っきりになるや、家政婦を頼んだ覚えはないとけんもほろろ。

まあこんなばあさんなら、さっさと帰るが、まあ彼女もそうするのだが、

エストニアからはるばるやってきてすぐ辞めるのもなんだし、依頼主のカフェのオーナーにも口説かれて務めることに。

ただ、映画の中ほどで、2人でする外出シーンは、なんとも仲睦まじく、このままうまくいくと思ったのだが?

それにしても、音楽とパリの雰囲気は素敵。まあこれが目当てでもいいかな!





コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする