ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「バーニー みんなが愛した殺人者」、テキサスであった実際の事件の映画化

2013-08-12 18:08:09 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

「スクールオブザロック」のリチャード・リンクレイター監督とジャック・ブラックが組んだドキュメンタリ・コメディ。

何とも、ちょっと太っちょのジャックブラックが、お人好しを巧みに演じている。

葬儀屋助手、おくり人だ。その人当たりの良さとトークで抜群の営業力。一方、献身的な市民活動。キリスト教社会だから、当然宗教行事だ。ブラックの抜群の歌唱力が生きて、その讃美歌は素晴らしい。

ドキュメンタリーらしく、村の人々(これ実際に事件のあった村人が出演)の葬儀屋に対する評判は素晴らしい。

一方、対象的に、村人から嫌われる富豪の夫人。これも、村人の評判が。

ただ、映画的にこのトークはいささか煩わしい。

富豪が死に、その葬儀で知り合った葬儀屋と未亡人。

好かれ者と嫌われ者がコンビになって、富豪の財産を親戚に渡さず、使いまくる。

2人は、豪勢な世界旅行までする。この辺の贅沢感も映画的に面白い。さて、後半(ここからネタバレ)


































まあ、題名に殺人者とあるからもともとネタバレしているが、執拗ないじめにきれた葬儀屋が未亡人を射殺し、冷蔵庫に保管したという事件。

それの裁判が後半のメーンだが、同情が集まる中、執拗な検事にしてやられる。

ラストには、事件の本人の写真まででて、これが実際あった事件だと強調。

嫌味なばばあを、かのシャーリーマクレーンが演じ、例によってのちょっととぼけた味が生きている。
コメント
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