ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ペーパーボーイ 真夏の引力」、新聞屋のひと夏の恋とおぞましい体験!

2013-08-05 17:54:31 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆
    ヴァイオレンスミステリー好き ☆☆☆☆

ニコ-ルキッドマンの痴態ぶりが話題になっていますが、たしかに彼女の肉食系色女(ビッチ女優の面目躍如)には、一目置かされます。

全体的に、変態満載なので、気の弱い人はちょっと引けるのではないでしょうか。

1960年代のアメリカ、フロリダ州。まだ、人種偏見などがあった時代。

主役は、水泳好きの大学生、事情があって、中退、家の新聞配達を手伝っている。

母親は、幼いころ家出して黒人の家政婦に甘えている。

彼の兄は新聞記者、当地の死刑囚の冤罪事件の取材に帰ってくる。黒人の同僚がいる。弟も手伝うことに。

その死刑囚と結婚を考えている女性もやってくる。

そして、死刑囚のいる刑務所へ、そこで繰り広げられる、死刑囚とその婚約者の、触れざる交流の仕方。

これをはじめとして、肉食女の色気たるや、おかげで、新聞屋の青年はぞっこん惚れてしまう。

ただ、この辺話がごちゃごちゃして、ちょっと鬱陶しい、映像の雰囲気も楽しめるものではない。(あとネタバレ)































後半話はがぜんおもしっろくなるが、

兄のもう一つの秘密、胡散臭い死刑囚の兄のいる牧場。

そして、解放された死刑囚の住む沼地のおどろおどろしいサスペンス。

エログロ、暴力、殺人と奈落の底へ。

若き新聞屋の経験は、トラウマを生むだろう。




コメント (1)
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