ベネチア国際映画祭、日本は、受賞ならず

今年のベネチア国際映画祭が閉幕した。

日本からは、「風たちぬ」が、候補に挙がったが、受賞は逃した。

また、オリゾンティ部門の園子監督の「地獄でなぜ悪い」も受賞しなかった。

グランプリは、イタリア映画で、イタリアの現在を映したドキュメンタリーが受賞。

その他も小粒という意見も。

家庭内暴力などの社会派ドラマに目ひくものがあったとか。

「コドモ警察」、テレビの映画化です

おススメ度　☆
　　　　コドモ好き　☆☆☆

「キックアス」のような思いっきり遊んだ映画化と思ったが、意外に地味。

なんか警察もののオマージュみたい。

悪の組織ヴィーナスに毒ガスで子供にされた警官が、そのままの姿で悪の組織に挑む。

でも、中途半端で、大人の恋人と平気で付き合うかと思えば、川辺では、子供に帰って魚を取ったり、ちょっと支離滅裂。

予告編は、意外にテンポもよく、これは見せてくれるかなと思ったが、そのテンポが全然ゆるく、

コドモのたどたどしいセリフや、身のこなしで、こりゃあだめだ。

続編もあるかもといわれるが、どうだろうか。

それにしても、裕次郎ばりにボスが、ヘリから機関銃をぶっ放す画面は爽快だが、それ以外はね。

まして、こどもの、父母になってオーディションを受けるシーンは、まったくくだらない演技でひいてしまう。

折角、いい子役もたくさんいるのだから、もっと、大胆なコメディが見たいね。