おススメ度 ☆☆☆
社会問題に関心のあるむき ☆☆☆☆
暗い映画だ 見る人によって評価が分かれる。
「春との旅」の小林政宏監督作品。
主人公を再び、仲代達也が演じている。
非常に実験的な映画だ。
白黒(一部カラー)、定点撮影。それも、日本家屋の室内のみ。外に出るときは、履物の音でわかる。
電話のベルが一つのアクセント。
肺がんの手術を受け、余命3か月の宣告を受け家へ帰ってくる父親。
息子(北村一輝)はフリーターで、就職活動も休みがち。
うつで会社を辞め離婚するも、その実家は関東大震災で妻と娘を亡くす。
そんな状態の二人。
父親は、食事もせず、母親の遺骨とともに一室に閉じこもってしまう。
殆どが、父親と息子の二人芝居。(だが、芝居臭くはない)
途中、回想場面が挿入される。だがほとんど室内。
結局、父親が息子のことを思って、自然死といってもガンだから長くはない。
年金生活者の父の年金で、息子を生活させようという親心が。
でもそうせざるを得ない日本の現状、それが日本の悲劇。
ただ、途中、トイレをどうするのとか、そんなの早く警察とかに相談すればとかという思いが、映画に入れず、俺にとっては中途半端な映画だった。
それにしても、80歳の仲代の演技にはうならされる。
社会問題に関心のあるむき ☆☆☆☆
暗い映画だ 見る人によって評価が分かれる。
「春との旅」の小林政宏監督作品。
主人公を再び、仲代達也が演じている。
非常に実験的な映画だ。
白黒(一部カラー)、定点撮影。それも、日本家屋の室内のみ。外に出るときは、履物の音でわかる。
電話のベルが一つのアクセント。
肺がんの手術を受け、余命3か月の宣告を受け家へ帰ってくる父親。
息子(北村一輝)はフリーターで、就職活動も休みがち。
うつで会社を辞め離婚するも、その実家は関東大震災で妻と娘を亡くす。
そんな状態の二人。
父親は、食事もせず、母親の遺骨とともに一室に閉じこもってしまう。
殆どが、父親と息子の二人芝居。(だが、芝居臭くはない)
途中、回想場面が挿入される。だがほとんど室内。
結局、父親が息子のことを思って、自然死といってもガンだから長くはない。
年金生活者の父の年金で、息子を生活させようという親心が。
でもそうせざるを得ない日本の現状、それが日本の悲劇。
ただ、途中、トイレをどうするのとか、そんなの早く警察とかに相談すればとかという思いが、映画に入れず、俺にとっては中途半端な映画だった。
それにしても、80歳の仲代の演技にはうならされる。