ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「情事」、不倫の二人が10年後、同じホテルで!

2014-03-08 17:22:05 | 日本映画
おススメ度 ☆

官能映画の謳い文句。

でも、不倫映画なのでラブホでのエッチシーンはありますが、あくまで控えめ。

冒頭、妻がいるサラリーマン(ロンドン出張と言っているからいいところの会社員)と夫と子持ちの主婦(子供は幼稚園で手が離せない)がラブホでの不倫のシーンが。

ところが、タイトルが出るや、まったく同じシーンが流される。最初よくわからなくていたが、10年後の二人らしい。それも死後の。でも姿かたちは全く変わらない。ちょっとテレビの画面とか、変わったところもあるがほとんど同じ。

そして二人が、その部屋から出られなく、廊下に出たらそれ又エンドレス。

何ともつまらないシーンの連続でぐったり。

その後、ナイフでの刺殺や、別の男女が侵入したり、「出ていけ」のメモがあったり。

しかし、なんと低予算なのだろう。ホテルでのシーンだけだから。

主演の森下悠里が、ちといい女なのかな。

でも整形疑惑があったりして。

いちおうこれ、劇場公開もしているらしいのだが。
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「家路」、福島原発事故で、避難を余儀なくされた地域で稲を育てる

2014-03-08 16:41:55 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆
  原発事故の映画好き ☆☆☆☆

3・11東北大震災、同時に起こった福島原発事故。

その後遺症は、いまも現地の人たちを苦しめている。

原発事故で、立ち入り禁止区域に指定された農家は、農業ができるのに、立ち入れずじっと我慢しなければならない。

そして住むのが仮設住宅。今も、新しい家が建てられず、雨漏りのする仮設生活を余儀なくされている人たちがいる。

映画は、そんな問題を声高に非難はしない。

淡々と、一つの家族の生活を追うだけだ。

だが、次男が、立ち入り禁止区域で、農業を始めるという非現実的な行為をすることによって、田畑すなわち自然と人間の共生こそが自然な姿だとわからしめる。

黙々と、土と戯れ、稲の生育をみまもる次男の姿が崇高に見える。

一方、仮設住宅には、長男の夫婦と娘、それに腹違いの母。

生活は、デリヘルで働く妻の稼ぎだ。

母は、認知症、ずらりと並んだ殺風景な仮設住宅は、家を見失わせてしまう。

父は町長にもなった昔気質の男。妻はそれに従うだけだった、その父は震災前に他界。

次男は、20年近く前に兄のしたことをかぶって、家出をしていた。

そんな、家族の物語が、現実の仮設住宅と、人一人いない立ち入り禁止区域での稲作。

稲作の美しさを徹底して描くことによって、現状の不合理をあぶりだす。

最後は、姨捨でなく、母と子の農作業で終わる。

次男を松山ケンイチが、長男を内野聖陽、母を田中裕子、嫁を安藤サクラが演じ、安定した演技が映画を引き締めている。
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日本アカデミー賞は、「舟を編む」に決定!

2014-03-08 09:45:41 | 映画
日本アカデミー賞が昨夜決まった。

「舟を編む」が、作品賞、監督賞、男優主演賞など主な賞を得た。

女優賞には、真木よう子が、主演、助演のダブル受賞。

助演男優賞は、リリーフランク

アニメ部門 風たちぬ

外国映画賞 レミゼラブル

外国語部門の、レミゼラブルは以外。

大衆的な賞なのか?
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