おススメ度 ☆☆☆☆
1985年、テキサス生まれの電気技師ロン・ウッドルーフはHIV陽性と診断され、余命30日と宣告される。米国には認可された治療薬が少ないことを知り、納得のできないロンは代替薬を求めてメキシコへ渡る。そこで米国への薬の密輸を思いついたロンは、無認可の薬やサプリメントを売る「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立。
ロンは、酒と女とばくちに目がない、カウボーイ。いまは、ロデオで、何分馬上にいられるかの競技で、金を巻き上げるヤクザっぽい仕事に余念がない。
そんな彼がエイズを宣告される、ゲイでもないのになるはずがないと、エイズを調べ出す。結局、エイズは納得するが、病院側の態度に納得がいかない。
特に、副作用の強い薬しか使えない現状を歯がゆく思った彼は、メキシコへ飛び、世界には未承認だが、効く薬があることを実感する。
そこで、薬を売るのではなく会員制にして、薬を無料で配るというアイデアを思い付き、事業を始める。
ゲイである必要から、相棒にゲイの男性(彼の演技も素晴らしくアカデミー賞受賞)を招く。
薬を求めて、世界を駆け巡り、ここで日本の林研究所が出て、驚く。
エイズの治療に対する問題提起もあるが、基本は、このロンの生きざまだ。結局、薬の影響もあって、30日が来ても死なない。
普通、死に至る病の場合、悲痛な空気が漂うが、この映画は、それらを吹き飛ばしてしまう、バイタリティがある。
それは、自ら20Kgの減量を課して瀕死の男を演じた マシュー・マコノヒーの演技にある(アカデミー賞受賞)。
最後まで、生きる希望を捨てず、人々に生の喜びを与え続けたその雄姿だ。
ラスト、自らやせた体にムチ打って、ロデオにまたがる姿は見る者の胸を打つ。
これも実話の映画化だそうだが、アメリカには、まだまだいい話が転がっている。
1985年、テキサス生まれの電気技師ロン・ウッドルーフはHIV陽性と診断され、余命30日と宣告される。米国には認可された治療薬が少ないことを知り、納得のできないロンは代替薬を求めてメキシコへ渡る。そこで米国への薬の密輸を思いついたロンは、無認可の薬やサプリメントを売る「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立。
ロンは、酒と女とばくちに目がない、カウボーイ。いまは、ロデオで、何分馬上にいられるかの競技で、金を巻き上げるヤクザっぽい仕事に余念がない。
そんな彼がエイズを宣告される、ゲイでもないのになるはずがないと、エイズを調べ出す。結局、エイズは納得するが、病院側の態度に納得がいかない。
特に、副作用の強い薬しか使えない現状を歯がゆく思った彼は、メキシコへ飛び、世界には未承認だが、効く薬があることを実感する。
そこで、薬を売るのではなく会員制にして、薬を無料で配るというアイデアを思い付き、事業を始める。
ゲイである必要から、相棒にゲイの男性(彼の演技も素晴らしくアカデミー賞受賞)を招く。
薬を求めて、世界を駆け巡り、ここで日本の林研究所が出て、驚く。
エイズの治療に対する問題提起もあるが、基本は、このロンの生きざまだ。結局、薬の影響もあって、30日が来ても死なない。
普通、死に至る病の場合、悲痛な空気が漂うが、この映画は、それらを吹き飛ばしてしまう、バイタリティがある。
それは、自ら20Kgの減量を課して瀕死の男を演じた マシュー・マコノヒーの演技にある(アカデミー賞受賞)。
最後まで、生きる希望を捨てず、人々に生の喜びを与え続けたその雄姿だ。
ラスト、自らやせた体にムチ打って、ロデオにまたがる姿は見る者の胸を打つ。
これも実話の映画化だそうだが、アメリカには、まだまだいい話が転がっている。