ベトナムの旅 十二 世界遺産 フエ ①

ベトナム旅行　第二日目は、歴史遺産フエ

フエは1802年から1945年まで13代続いたグエン王朝の都が置かれていた古都である。

グエン王様は、今のベトナムでは評判はよくないが、

王宮を建てたことで、今では世界遺産に

ただ、戦争の傷跡は今も残っている。

まずは、グエン朝の王宮へ

王様の像が、かざられている。

「ハン・ゴンジュ 17歳の涙」、女子中学生集団性暴行事件を題材に

おススメ度　☆☆☆

韓国映画好き　☆☆☆☆

性暴行事件の被害者を描いた映画なので、題材的に非常に暗く、ラストでも救われない辛い映画です。

そのためか「未体験ゾーンの映画たち」で公開されるも、劇場で公開されることなくＤＶＤリリースとなった。

上村事件の起きた日本でも、ある意味起こりうる事件だが、この映画に描かれる韓国社会はさらにやるせない。

韓国で起きたセウォル号沈没事故で、あまりに利己的な人々の存在に唖然としましたが、この映画の背景も同根のようです。

題名のハン・ゴンジュは、この映画の主人公の名前で、被害者の一人。被害地で暮らすことができず、学校の担任の実家に身を寄せて暮らしているが、

ある日突然、元いた中学の母親たちが、自分の息子たちの人生をむちゃくちゃにしたと乗り込んでくる。

一方で、父親は、示談書にサインをせまり、それでお金を手にれていたというありさま。

そんな中で、なんとか生活しようと努力するハン・ゴンジュを淡々と描くことで、物語の根の深さを浮き彫りにする。

水泳や音楽を通して、すこしずつ社会に溶け込もうとしたハン・ゴンジュだが、結局他人（肉親も含めて）は、彼女の辛さを解決しようとしてくれない。

ちなみに主演のチョン・ウヒは、韓国の各映画祭で主演女優賞を得ている。

この映画が長編第一作となるイ・スジン監督は、決してハン・ゴンジュによりそわず、それでいて冷徹に描きあげる手法で、この映画の根深さを歌いあげている。