おすすめ度 ☆☆☆★
シリーズ累計20万部を超えるブログ発の同名エッセーが原作。
八丈島を舞台に、わざととっぴなキャラ弁を作り、反抗期の娘・双葉とコミュニケーションを取ろうとする母・かおりの奮闘を描く。
とにかく、キャラ弁がユニーク。まあ、実際に作られた弁当を作ればいいだけだから簡単。
でも、はスギちゃん、小島よしお、日本エレキテル連合、ダンディ坂野のキャラ弁にはじまり、貞子までキャラ弁にしてしまうそのアイデア。
一方で、シングルマザーの苦労とか、反抗期の高校生とか、そのキャラづくりもばっちり。
それに加えて、八丈島の自然もたっぷり。ご当地映画でもある。
娘の淡い恋も描かれてユニーク。
そしてラストは、涙なくしては見ていられない。
篠原涼子と芳根京子の芸達者二人が盛り上げる。
シングルマザーと年頃の高校生には、最適の映画だろう。